アチャッ！ という思いでデジタル時計を見たら５：０２と表示されている。ピッタリ１時間寝過ごしてしまった。
久しく寝坊なんぞしていなかったから、気分は良くない。
トイレに行った時に時計を見たら３時だったので、まだ１時間眠れるなと思った記憶がある。
いつもは４時のNHKニュースが目覚まし代わりに流れるのを聞いて起きているのだが、体の右側を下にして寝込んでしまったようである。
つまり、ボクは右の耳しか聞こえないのに、聞こえる耳を下にして枕にくっけたまま寝入ったので、目覚ましラジオの音が聞こえなかったらしい。
回りがやかましい時に、それでもかまわず寝ようとする場合など、耳が片方しか聞こえないと聞こえる耳を下にすれば騒音は聞こえなくなるか、極めて小さくなるのでとても重宝なのだが、極たまには逆のことも起こりうるのだ。
珍しいチョンボだ。
さて、国会では来週の月曜日と火曜日に閉会中審査の予算委員会が衆参で１日ずつ開かれることが決まった。
面白いのは、一度アベなんちゃら抜きで行った閉会中審査で文部省の元事務次官が参考人として正直に答えたものだから、加計学園の獣医学部新設を巡る疑惑はかなりあぶりだされたと言ってよく、国民の関心もさらに高まった様である。
高みの見物を決め込んでいたアベなんちゃらだが、さらに疑惑のマナコを向ける国民に、自ら出て行って釈明せざるを得ない状況に追い込まれてきたところに、まぁ大型爆弾と言ってよいでしょうな、２つの新たなファクトが重なった。用意されたというべきか。
一つは南スーダン派遣のPKO部隊に関する日報問題。
これは森友学園問題でも森友の顧問弁護士を務めながら否定し続けたり、日報問題で追及されて旗色が悪くなったと見るや「特別防衛観察」を理由に国会での追及からいったんは逃げたものの、その問題で、どうやら制服組の反発を受けたらしく、大臣の後ろから鉄砲玉が飛んでくるありさまである。
名前を書くのも汚らわしい女大臣はもはや絶体絶命である。
さらに、疑惑の大本命の加計学園問題は担当の地方創生大臣の発言が大問題になりかけている。
つまり獣医師会の会長ら幹部４人と面会した大臣は、新設獣医学部の公募２か月も前に「加計学園」と設置場所である「愛媛県今治市」の具体的名前を揚げて説明したんだそうである。
もちろんこの情報は説明を受けた獣医師会側が、マスコミにリークして明るみに出たものである。
これに対する大臣の反応は「獣医師会側の思い込み」だそうだが、大幹部４人がそろいもそろって同じ思い込みをするものなのか。
ちょっと説得力にカケますな。
ま、これなんぞも語るに落ちるということで、獣医学部新設は「加計学園ありき」の疑惑の通り、最初から「ありき」で進められていたという有力な動かぬ証拠の一つだろう。
以前にアベなんちゃらの政権運営の、憲法さえ無視するかのような乱暴さ、強引さに辟易して「テンモウカイカイソニシテモラサズ」じゃァなかったんですかい世の中は、とぼやいたが、天の網目は荒いようでも、ついに網に引っかかる時が来たんだろうか。
そう思いたくなるような展開である。
２４日は久しぶりのゴルフなので衆院の閉会中審査のテレビ中継は残念ながら見られないが、夜のニュースと翌朝の新聞でじっくり確かめたいと思う。
チョッピリ楽しくなってきましたかナ。面白くなってきましたかナ。
頼むぜ野党諸君！
辻堂海岸で４０分ばかり甲羅干しをした。ほんの気まぐれだが、とても気持ちの良い南寄りの風が吹いていたが、砂浜はやっぱり熱く、ただ寝そべっているだけで長居は難しい。それにしても江ノ島の遠景はマッコウクジラにそっくりだ。
