寝坊した。
というか、午前4時前に目覚まし代わりのラジオが鳴り出したのだが、直ぐにスイッチを切ってしまった。
もちろん、そのまま起きるつもりでそうしたのだが、布団の温もりを「ほんのちょっとだけ…」味わおうとして、気が付いたらデジタル表示が「456」になっていて寝坊に気付き、よっぽどそのまま寝てようかと思ったが、数日前にもブログを休んだことを思い出し、仕方なく床を離れた。
午前5時直前というのは、もうすでに東の空がかすかだが、ほの白みかけていることに改めて気づかされた。
少し前までは漆黒の闇が支配していた時間なのに…
そうか、今日は春分の日だったなと改めて思い出し、少し心浮き立つ気分になる。
これから先ぐんぐん日が伸び、気温も暖かくなっていく♪
台所で湯を沸かし、戻って来ると時計は「5:22」を表示していて、外はもう"ほの白さ"はどこかに消えていて、空はすでに青みを湛え、薄い金色の光が差し始めていた。
外気に身を晒してもそれほど寒くはなく、南風が強い。
風が強いせいか耳を澄ますと普段は聞こえない潮騒のゴォ~という低い音が聞こえてくる。
当地の天気予報は午後3時ころまでは晴れだが、8m~9mの南風が吹くと予想され、時間が遅くなるにつれ荒れ模様となるらしい。
8~9mの風とは生易しい風ではない。
これでまた湘南海岸自転車道は砂に埋まってしまうことだろう。
海辺の春とはそういうものなのだが、ジタバタしても始まらない。
これで海の中もそこそこにかき回されることだろう。
風が止むと浜にはスーパーのレジ袋などを持った人たちが出て、ちぎれたワカメなどの海草を拾う姿が見られるが、ボクにはどれがワカメでどれがアカモクか、それともホンダワラなどの不味い海草か見分ける自信がない。
先日は三崎の魚屋で手に入れたほら貝、カワハギ、メトイカの3種にほっぺたを落とし、一昨日は相模湾産のイシダイと豊後水道のホウボウの刺身を食べたが、イシダイはそれほどでもなかったが、ホウボウのねっとりした食感と上品な甘さにはとてもビックリして、ボクの顔からほっぺたは何もなくなってしまった。
関アジ、関サバもあっち方面だったな。ブンゴスイドウ…記憶に刻んでおこう。
かくして明日から夜が短くなり、お日様が出ている時間が長くなっていく♪
わが家のネモフィラの中に「空のいろ」が抜け落ちた花を咲かせるものが現れた
これが普通のネモフィラ
花びらをよくよく見ると、外側に薄い水色がかすかに浮かんでいるのが分かる
多分、色素が不足しているのだろう 初めて見た
おまけはボケ
ことしは結実した実を使ってボケ酒を仕込もうと思う