夏至が過ぎたばかりのこの時期、午前4時は既に夜のとばりは去って外は十分に明るい。
しかし、今朝目覚めてみると、その夜明け直後の明るさをはるかに通り越して「あれっ!?」と感じるくらいの明るさに包まれている。
それで時計を確かめるまでもなく寝坊したことを理解するのである。
ちなみにデジタル時計の表示は「04:54」だった。
約1時間の寝坊…
ベランダに出て外の様子をうかがうが、雨の気配はなく、曇っているが雲の位置はかなり高い。
ミニトマトを14個収穫したがキュウリとナスは昨日採ったばかりで今日はゼロ。
いつものように湯を沸かし、ポットに移してコンセントを入れ、冷めないようにする。
一保堂のほうじ茶を入れ、マグカップとガラスの小さな容器に移し替えてパソコンの前までもっていく。
この間、しゃぁない…寝坊した日はブログもそれなりに手を抜こう…と。
すると、内心"しめしめ"と言う感情が…♪
野暮用があって、久しぶりの市内の中心部に足を運ぶ
その野暮用を済ませた午後2時過ぎの小町通の人の多さにびっくりする
今日は平日だろ?
人混みを避けて段葛を八幡宮へとそぞろ歩いてみるが、こっちに観光客の姿はほとんどない
それでも八幡宮前の交差点はこの人並み
鶴岡八幡宮境内に入ろうとすると、色とりどりの吹き流しが風にそよいで出迎えてくれる
さすがに鎌倉観光の目玉の一つは観光客の姿が多い
源平池のハスの葉の繁り具合がなかなか見応えがあるなぁ…と感心する
足元に近い葉の上には小銭がパラパラと乗っている
誰だ最初にやった奴は ハスの葉は賽銭箱じゃないぞ 葉が揺れたりしてお金が池の中にこぼれ、泥の中に埋まってしまったらどうするつもりだ 青砥藤綱の故事を知らんのか
『太平記によれば藤綱は夜中に東勝寺橋の上で滑川に誤って銭十文を落とすと、家来に五十文で松明(たいまつ)を買わせ、川を照らして探させる。
同僚が「十文を探すのに五十文も使って損じゃないか」と笑うと
藤綱は「銭が川に沈んだままでは永遠に損だ。五十文で松明を買えば、銭は流通し、合わせて六十文は天下の利益だ」と人々を諭したと伝わる』(ネットから拝借)
その東照寺橋は八幡宮からさして遠くない滑川にかかっていて、橋のたもとには碑文も建てられている
源平池のハス
近所の寺のハスはまだつぼみだったが、ここの池ではもう幾つか咲いている
源氏の白はもちろん
平家の赤も仲良く
舞殿の周囲にも吹き流しの飾り付けが…
何の飾りつけかと思っていたが、七夕飾りのようである
緩やかな風にそよぐさまは、どことなく「雅」ではありますな♪
鶴岡八幡宮本殿
2010年3月10日未明、大風のために倒壊してしまった大イチョウ
実朝が公暁に暗殺された時、公暁が身を隠していたのがこのイチョウの陰だったことから「隠れイチョウ」と呼ばれ、鎌倉のシンボル的存在のイチョウだったが…
すぐに再生プロジェクトが立ち上がり、倒れた根元から伸びたひこばえのうちの一本を「後継者」と定めて大切に育てている
その後継者も10数年を経てだいぶイチョウらしくなってきたのは喜ばしい
本殿前から舞殿の屋根越しに若宮大路を睥睨する 若宮大路の先は海だが視界は良くなかった