9日ぶりにパトロールに出かける。
ただし海沿いの見晴らしのいい道路などはキョロキョロと脇見運転する車が多いので道路端を走る自転車には恐ろしいことこの上ない。
出来ることなら車が走れないか、そもそも交通量の少ない道を選んで走るのが賢明といううもの。
で、湘南海岸自転車道~相模川右岸堤防~寒川神社周辺~藤沢・茅ケ崎市北部の田園地帯~引地川沿いを50kmばかり走って来た。
途中どうしたって一般道も走らなくてはならないのだが、観光地とは縁のない所はどこも空いていて自転車の肩身が狭いようなことはなかった。
大型連休とかお盆休みとか、正月休みってのは、そういうもののようである。
多くが一か所に集中しちまって、それ以外はガラガラ…
お陰でへそ曲がりのボクのような人間にも楽しめる余地が出てくるって寸法さ♪
さすがに湘南海岸は賑わっておりました
片瀬西浜のすぐ脇の片瀬漁港では定例の朝市の規模を大きくした朝市を開いていて賑わっていた
片瀬西浜の水族館前の人出はごらんの通り
トンビが大集結してニンゲンが食べているものを狙って急降下を繰り返していた
引地川河口ではハマヒルガオが盛りを迎え、しばらく来なかったらチガヤの白銀に輝く穂がやや強めの南風になびいている
毎年現れる光景なのだろうが、今回は改めてきれいなコラボだと思った
観光客が集まる片瀬海岸とは別に、地元の人が集う海岸の人出も多かった=辻堂海岸
湘南海岸自転車道の茅ケ崎あたりはちょっと混み合っていて、自転車は速度を抑えて走らなければならないが、ここ以外は比較的スイスイ走れた
コロナかが始まった2020年の春は外出制限が出されたりして、退屈しきった人々がこの自転車道に繰り出してウオーキングしたり自転車に乗ったり…
堆砂で道幅が狭まったりしている所ではあちこちで渋滞が出来るほどだったが、今年に限ってはそんなところは一箇所もなかった
相模湾沿岸では最も大きな群落ではないかと思える茅ケ崎市柳島海岸のハマヒルガオ
満開と言っていいのだと思う♪
相模川左岸河口到着
相模川にかかる湘南大橋(奥に見える橋)を渡って右岸に移り、堤防の上の道を行くとすぐに須賀漁港になる
自転車道は漁港の周囲を高架道路で迂回して伸びていて、漁港の全景が見て取れる
河口から約6.5km 神川橋を渡って再び左岸側に戻る(左手に富士山 右端は丹沢山塊の大山)
神川橋の上から見える河原にも水遊びに来た人たちのテントや人の輪が目につく
海辺も河原もそれぞれの休日を過ごす人々でにぎわっているのはいい傾向だと思う
子どもたちは上手に遊べてるんだろうか 素手で魚を捕まえたりするのが得意な川ガキってのが昔は居たそうだが…
丹沢山塊を背景に寒川神社の大鳥居がひときわ大きくそびえたつ
藤沢・茅ヶ崎両市北部にまたがる田園地帯に到着
大きな凧が揚がっていた
相模川の中流域である相模原市の田奈地区や座間市付近の河原ではこの時期、伝統的な「相模の大凧」が揚げられ、大勢の見物客を集める
この凧揚げもそれらに倣ったものかもしれないが、相模の大凧が畳十数畳分なのに対してだいぶ小振りだが、南からの強めの風に良く乗って気持ちよさそうに揚がっていた
この辺りの田植えは六月の声を聞かないと始まらないはず
南の風はそこそこに強かったが、コース取りが良かったのかわが家に近づいて南に走る時だけ向かい風だったが、そのほかは「♬追手に帆掛けてシュラシュッシュッシュ~」で楽勝だった♪