鎌倉市の65歳以上の高齢者を対象にしたコロナワクチン接種申し込みが昨日行われた。
結論から言うとわが家では娘の力を借りた山の神が予約完了、ボクは失敗した。
次回の申し込みはひと月後の6月17日まで待たなければならない。
失敗してみると、やはり何となく疎外感のようなものが漂ったが、幸いボクの場合は一瞬で霧消した。
というのも、昨日も書いたが、鎌倉市の65歳以上の高齢者は約5万1900人で、既に終了している80歳以上を仮に1万人と仮定すると残りは4万1900人。
このうち60%が接種を希望するとすれば対象者は2万5140人。
昨日の募集人数が8000人で、次回も8000人だそうだから残るは9140人ということになる。
3回目も8000人分が用意されるなら、ほぼ打ち終わる計算になる。
つまり、ガースが地方自治体を脅して7月中の接種を強要している期限内に納まるって寸法なのだ。
仮に接種希望者が70%80%に増えたって、8月か9月には順番が回って来るだろうさ。
随分と悠長な話だけどね。
どうせ打つなら早い方がいい、と思うのは人情だが、物事には順番というものがある。
どこぞの自治体のトップたちのように、高齢者を差し置いて、列の横入りみたいなズルをして顰蹙を買っているような事だけはしたくない。
そんな手づるもない。
まっ、そんな具合だから、何も慌てる必要は何もなく、いずれボクの順番も回って来るのだから、それを静かに待っていればいいだけのことだ。
残り物には福がある、って言うし…
ちょっと振り返ってみると、ボクが選んだ申し込みは(1)直接、電話で申し込む(2)Line(3)ネット――の内からネットを選んだ。
一番使い慣れているのが選択した理由。
で、画面の指示に従って必要な項目を入力していくと、日時を選ぶか、接種会場を選ぶかの選択を迫られるので「接種会場」を選ぶ。
そしてさらにいくつかの追加記入事項を記入し、「任意」になっているメールアドレスは打ち込む時間が惜しいので無視して進むと、今度は接種可能日を示したカレンダーが現れた。
既に×点印が付いて付いた箇所もあったが、ほとんどが〇で、ここでボクは「おっ、なんだこんなに空いてるじゃん ♪ 」と心にスキが生まれたのだった。
(もちろん後でわが行動を振り返ってのことだけれどね)
で、ちょっと何曜日にするか、選択に迷ったのだ。
その一瞬の油断が仇になったのだと思う。
決定ボタンを押して「よしっ!」と思ったのだが、結果は遭えなく沈没。
「何で?」とちょっと落胆した。
まっ、わが身を擁護するわけではないが、ボクの頭に予約を取りそこなうという想定はなく、「予約は1発で取れるもの」と思い込んでいた。
それが失敗したということは「予約に失敗して落胆する高齢者の不安な気持ちを味わってみよ」という天の声ではないか…という気がしている。
さて、なかなか順番が回ってこないで不安のどん底に突き落とされている高齢者の皆さん。
順番は回ってきますよ。静かに待ちましょう。
それにしてもこういう結果を招いた最大の元凶はワクチン獲得にもたついた政府の責任です。
何てったって、先進国中での接種率の低さはダントツの最下位ですからねぇ。
その政府の最高責任者はガースですよ、恫喝は大の得意技でもそれ以外はからきしダメなガースですからね。
こんなにヤキモキさせられているのは奴のせいなんです。奴の判断・指示がいつだってもたつくからです。それを忘れちゃいけませんぜ。
(見出し写真は青色が魅力的なわが家のフウロソウ)