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平方録

正真正銘の〝モーニングショー〟

今朝は何を書こうかなぁ、何かいい材料はないかとパソコンを開き、読者登録させてもらっているブログのいくつかをぼんやり眺めている時だった。
と、どんより曇っていたはずのベランダのガラス戸越しの外にかすかに金色の光が射し込んだように見えた。
ベランダは今しがたまで降り続いていた雨で光っているし、サンダルだってびしょぬれになって雨水がたまっている。
ベランダに出るのはあきらめて東側の部屋に飛び込んで雨戸を開けてみると…

一番上の見出し写真に掲げた景色が広がっていた ♪
こういう光景を目の当たりにして、味わい深い表現の一つでも紡ぎだせればシャレているのだが、悲しいかなその素養はなく、文学者たちの文才に嫉妬するのが関の山なのは自分でも納得するしかない。
表現力の拙さはさておき、確かに灰色の空の地上に近い部分に金色の絵の具を垂らしたようなところがあって、色があるだけでなくそこから強い光線が飛び出しかけているのが印象的である。
これが05:04の撮影。

そしてこれが05:05
右端の山に木に触れるような小さな突起状の雲の両サイドが金色に光っているのが気に入ってアップした。

これは05:06。たった60秒の間に、さっきの木に触れるように光っていた雲がみるみる広がっていった。ぼやぼやしていないところが本物の〝モーニングショー〟だ。

これは05:06をアップにしたところ。そろそろ限界。

ボクの写真はいつだってiphoneで撮ったものだからメモ代わりに過ぎない。
来し方の仕事で文章を補完するために撮っていた習い性ってやつを未だに引きずっているってわけだ。
だから「どうよ ‼」と写真を掲げている多くの人たちの「作品」を拝見しながら「すごいや ! 」とか「おお ! 」と感嘆の声を上げて楽しみはするが、自分では何台もカメラを持つなんて真っ平だ。
苦行の時期は終わったのさ。できるだけ楽したい。
だから何時だってGパンのポケットにiphoneを突っ込んでいるだけ。それも草鞋のようにでかくなった最新型ではなくて、新しいけどポケットへの収まりがいい「SE」を愛用している。
このSEの生産が間もなくだか既にだか「終了」っていうのを小耳にはさんだのが気になる。
そのiphoneも自分の国の45代大統領が中国と関税上げごっこ遊びなんかおっぱじめるから、あおりを受けて土俵際のピンチじゃないの?
どこかのソーリと一緒で無教養で哲学を持たない則物的な俗物がリーダになると国民が、ひいては世界中が迷惑するんだがなぁ~。


05:08.〝モーニングショー〟の展開は素早く、あれよあれよという間に突如現れてなびいた雲は辞書のとおりに〝雲散〟し、真新しくてしかも強い光が漏れ始める。
こうなるともうiphoneでは歯が立たなくなる。

でも05:04からのたった4分間の5カットで紙芝居もどきが出来た。
太陽と雲とiphoneのお陰…のオソマツ…今朝はこれにて。
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