クリアカットな空気という訳ではなく、地平線も水平線もぼんやり霞むような感じで、熱帯夜のムッとする空気もそのまま残っているのだが、晴れていて上空に雲の切れ端一つ浮かんでいない。
今日も猛暑の予報が出ている。さもあらん、というところだ。
動くなら早朝しかない。
わが家の空調もない締め切った部屋は30℃もあって、朝の清々しい気分のかけらも存在しない。
こんな部屋で、こんな状態で扇風機を頼りにパソコンに向かうなんて真っ平ご免だ。
昨日に続いて外で風を切っている方がましだ。まずはエクササイズ !
熱帯同様の空気だと言ったって、早朝の空気にはオゾンが夜のうちにたっぷり充填されている。
つまり朝は朝なりの清々しさという効用は何にも変わっちゃいないのだ。
だから、この新鮮さが蘇った空気を切り裂いてまだガラガラの道路を自転車で
突っ走るのは爽快そのものである。
おまけに走るところは波打ち際の見晴らし抜群の道路。こんな気持ちの良いことはない ♪
汗だくになって家に帰って浴びるシャワーがまた気持ちいいのだ。
夏は汗をかくべし。たっぷり、だらだらと滝のようにかくべし ! が持論なのであります、ハイ。
今年は異常な夏だと思う。
特に気温に関しては別格で、昨日もわが家の空調のない部屋のガラス戸を開け放しにしていたら午後2時ころに35℃にもなった。
これには本当に驚いた。
鎌倉はこれまで暑くてもせいぜい32℃前後で、しかも海風が吹けば体感温度はもっと下がるから、許容範囲だと言えた。
そういう牧歌的ともいえる気候が消し飛んだ夏として、今年は記憶に残ることだろう。
とんでもないことである。
理由は分かり切っている。
あのスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんのおっかない形相を思い浮かべれば、その怒り顔の理由に納得するはずである。
アベなんちゃらはまだ辞める決心がつかないんだろうか。
早く辞めてくれないと、もうあちこちで行き詰っているのだから、いい加減で窒息してしまう。
すでに手遅れのものだってあるのに…
自転車はライトを点灯して走った
4:54 由比ガ浜海岸 水平線が霞んでしまって海と空の境が判然としない
東の空を見る 昨日は左奥の絹張山(ツィンピークス)から上がる朝日が見えたのだけど
5:01 稲村ケ崎に移動する 富士山どころか海と空の境目すらさっぱり分からない
この海際すれすれのところに国道134号線が走っていて、ボクもそこを突っ走ってきた 時折追い抜いていく大型トラックは大きくよけて追い越してくれるが、乗用車はすぐ脇を猛スピードで走り過ぎて行くので時々ハッとさせられる なまじ渋滞していない方が怖いのだ
風もなく波もない
5:18 江ノ島に渡って上る陽を迎えようと思ったが、橋の途中で上がってきた
iphoneなので太陽はひしゃげて写っているが、本物は真っ赤に燃えた真ん丸の球だった
夕日の場合は、このまま海に沈むと「ジュッ !」と音がするそうだ
上る太陽はこれから火の勢いがさらに増して燃え盛っていく…
5:22 片瀬東浜海岸 鎌倉の街の上から上がる太陽
5:26 江の島漁港
湘南港の岸壁にはさすがに昨日ほどの人はいなかった
お盆休みが終わり、産業・経済活動が再び動き始める日だものね
(見出し写真は5:32 湘南港防波堤の灯台と朝日)
5:51 片瀬西浜海岸 ライフガードの朝練かと思ったら…
上だけおそろいのユニフォームのようなものを着用しているが、どこかの大学のサークルかもしれない
それほど日焼けしていないし…やっぱりライフガードじゃないかも
それにしてもはじける肉体ってやつだ ピッチピチ
6:05 湘南海岸自転車道~江ノ島を振り返る
♬ 朝の光の中~に ♪
強い南寄りの風が連日吹いていたのでコース上はかなり海砂が堆積しているだろうと思っていたが、だいぶ除砂されていて、心配することはなかった
明日も走れば相模川の河口まで、久しぶりに走ってこようと思う ♪