自転車を漕いで前に進んでいる場合に限って言えば、常に風を作り出して走るわけで、まさに〝空冷エンジン〟そのもの。したがって暑さはほとんど苦にならない。
ただ一旦止まると途端に汗が噴き出るのは如何ともしがたい事実で、こればかりはどうにもならない。
自転車も新調したことだし、この夏は少し長距離を走ってこようと思っていたのだが、海辺の町ですら連日35℃近い気温が続き、この炎天下に強行すれば、ひょっとして〝ナントカの冷や水〟になりかねず、そうなると後後面倒なので様子見をしている所なのだ。
そればかりか、近場を走ってエクササイズするにしても、やはり午後はどうもいけない。
油照りというか、炎暑そのもので「いくら体力に自信があると言っても己の齢も考えて行動しろよ」という声が、どこからか聞こえてくる。
そんなわけで短い夏を謳歌したいのだが、コロナ禍の制約もあるし、なかなかままならないのものである。
遠出もダメ、近場を走って来るのも時間による…とあらば、もう残された選択肢は早朝しかないではないか。
早朝はボクのブログ書きのデイリーワークの時間だが、夏の間はそれを後回しにすることにした。
もちろん気が向いた時だけだけれどね。
♪ いのち短し 恋せよ乙女
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の ないものを
なのだから…
という訳で、起き抜けにシャワーまで浴びて「サァ書くぞっ ! 」と立ちあげたパソコンの電源も落とし、家を出たのが5:00ジャスト
長谷寺はこの通り静寂に包まれていた
そして江ノ電・長谷駅脇の踏切を渡ろうとしたら太陽がっ!
5:16 日の出は5:01のはずだから15分経っている
電車が入ってくるところだとさらに良かったのだが…
5:20 由比ガ浜に出る 絹張山の2ピークスの間から登ったようだ
太陽の下側が振れているのが絹張山の右側のピーク
海上から見ると天女が衣をかけたように見えることから絹張山というんだそうな
干した着物の事より天女本人はどこに行ったのさ 肝心の天女に会いたい
日の出をじっと見つめていた女性
5:28 稲村ケ崎に立ち寄って富士山が見えるか確かめたのだが、やっぱり夏の富士山はよほどの好条件に恵まれない限り、なかなか姿を現してくれない
絹張山に衣を掛けた天女の如し
5:43 江ノ島に渡ってみる
参道の人影は早朝散歩に来た人か
江の島漁港
船溜まり 奥は五輪にも使われる予定のヨットハーバー
江の島のシンボルのローソクのような灯台の頭だけ見える
いつも近くまで行く湘南港の灯台がヨットハーバーのマスト越しに見えた
5:52 遊漁船が出港準備を整えていた 6:00出船かな
6:03 湘南港岸壁にはもうこんなにたくさんの太公望が繰り出していた
割り込む余地がないくらい
絶対に釣り糸がこんがらがってしまうだろうな
湘南港堤防の上もこんなに大勢…
6:06 長谷駅で上って来る太陽を見てからちょうど50分 そこそこの高さまで上ってきた もう立派に暑い
6:28 片瀬西浜のサーファーの朝も早い 波があろうとなかろうと…
片瀬漁港からも遊漁船が釣り客を乗せて出港していく
この辺りは江の島漁港、片瀬漁港、腰越漁港と直線距離でわずか300~400mのところに3つも漁港がある
6:33 片瀬漁港の赤灯台とウロコ雲 ウロコ雲よ、キミの出番はもっと後何だがねぇ
この後お腹が空いてきたので家に戻る
シャワーを浴び、ご飯を食べて一息ついてからブログを書き始めました ♪