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平方録

腰の古傷

明日の月曜日から2階のベランダの防水塗装の工事が始まる。

建て替えて25年経つので必要なメンテなのだが、ベランダは普通の家のものより広くとってあり、鉢植えのバラや季節ごとの1年草を植えているプランターが所狭しと並んでいる。

エアコンの室外機ともどもこれらの鉢類なども片づけなければならない。

厄介なことに木製のタイルや小石を敷き詰めたりしているので、それらの完全撤去も必要になってくる。

施工業者が大部分はやってくれることになったが、大切に育てているバラの鉢植えなどは家の中にブルーシートを敷いて"一時避難"が必要で、これらは自分の手でやらなければならない。

昨日、使っていない鉢類などそこそこに重量のあるものを階下に下ろす作業をしたら、夕方風呂に浸かっている時、腰の古傷がシクシクとサインを送ってきた。

このシクシクこそ"天使の一撃"の警戒警報みたいなもので、注意しないと「一撃」を食らいかねない。

食らったら最後、立つことはおろか、歩くのは到底無理だし、寝返りを打つことだってままならなくなる。

ベランダと家の床面との間には敷居があり、重量のある鉢を持ち上げなければならない。

大事に育てている「空蝉」にはたくさんのツボミがついていて、まぁ、工事期間の一週間の内に咲いたりはしないだろうが、腰を守りながら敷居を通過させるにはどうしたらいいか…

今日は久しぶりの青空が広がるというご託宣が出ている。

青空に映えるヤマザクラの写真など撮りに近所の尾根道でも歩きたいが、はたしてそういう時間と余裕が生じるものかどうか。

それよりなにより、肝心の腰は守りきれるれるのか…

 

庭の一角がこんな感じになって来た



 










 





虫に食われたわけじゃなくて、最初からこういう姿のチューリップらしい
 
ニリンソウも小群落が出来て今が盛り
 
わが家の東側の窓から見えるヤマザクラだが、日差しがないので「眼福」までは今一つ
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