農協が運営している野菜の市場に行って野菜の苗を買ってきた ♪
パセリ、イタリアンパセリ、ガーデンレタス、ちりめんしゃ、ミニトマト…
これらは2階ベランダの丸鉢に植えて、1日おきのパン食の朝食に添えるサラダとして食べる。
朝獲れ野菜だからすこぶる新鮮で、満足度は高い。
農薬は使わないし、大地ほど豊かな土壌ではないとしても有機肥料をたっぷりくべた鉢で育つ野菜も捨てたもんじゃない。
理想を言えば庭の一角を畑にでもすることが出来れば、夕食時のサラダも賄えるな…と思うけれど、悲しいかな、土一升金一升の都会暮らしではそれもままならない。
わが家の庭は猫の額なのだ。
その猫額でつるバラを含めて十数本のバラを育てているし、落葉樹も何本か植わっている。
それがプランター栽培に手を染めるきっかけになったのは、友人の暮らしぶりをまねたと言っていい。
実家の広大な畑地で本格的に野菜作りをしている友人は日々の生活を県庁所在地の自宅で過ごしているのだが、そこでは朝食用にとプランター栽培で野菜を育てて暮らしている。
その友人宅に泊めてもらった翌朝、食卓に登場した摘みたて野菜のサラダに目を丸くさせられ、ほっぺたをポロリと落としてしまったのだ。
スーパーで買うホウレンソウなどはシュウ酸臭くてとても生で食べられる代物ではないが、プランター栽培でシュウ酸がたまる前に摘んで食べるホウレンソウは軟らかいのはもちろんのこと、味そのものが甘い ! のには本当にびっくりした。
ことほど左様で、こいつは真似しないバカがいるものかと即座に導入を決めたのだった。
この冬はシュンギク、ミズナ、ガーデンレタスなどの葉物が随分重宝した。
特にシュンギクとミズナはサラダのほかに豚しゃぶなどの鍋をやる時に大いに役立ったし、アクの出ないシュンギクはシュウ酸臭くないホウレンソウと一緒で甘みもあって大いに見直した。
そして都会暮らしの身は野菜本来の味を知らないで生きているということをつくづく思い知らされたと言っても過言ではない。
1本140~150円の苗が2~3か月は新鮮野菜を供給してくれるのだから、何をかいわんやではないか。
外出も不自由を余儀なくされるこの先を思うと〝籠城用〟にだって使えるし…
ミニトマトはもう4~5本買い増すつもりだし、去年買った「暑さに強くたくさんとれる」というホウレンソウのタネがまだ残っている。
今日明日中にも蒔いてみようと思っている ♪
見出し写真はミニトマト。ちゃんと1番花が開いたものを買ってきた
ミニトマトを上から撮影。左のガーデンレタスは立春過ぎに買ってきた株で、とても重宝している
イタリアンパセリなど