今年は立春を過ぎてウグイスの初音を求めて近所の尾根道を歩き回り、ウグイスの声が日常的なものになると今度はヤマザクラを求めて、やはり尾根道をあっちにフラフラ、こっちにフラフラ…そして、風が弱くて自転車を漕ぐのに好都合だと思えば、初めて手に入れた防寒用のタイツを履いて湘南海岸自転車道をパトロールする日々を送ってきた。
この間、3月3日の句会を自主的に中止にしたり、ゴルフだって取りやめに。
一昨年旅立った大先輩が自慢していた旧宅の2本の桜の木を囲んで故人をしのぶ「桜を見る会」が計画されていたのに、中止せざるを得なかった。
もちろん、ボク自身は繁華街に近づくことは皆無で、電車やバスにもここ2か月くらい乗ったこともない。
一度、薬をもらいに車でかかりつけの総合病院に出かけたが、それ以外に人がたくさん集まるところに出かけることは繁華街も含めて皆無である。
つまり、自主的な外出制限を自分自身に課してきたわけだが、どうもわが神奈川県にも国が緊急事態を宣言するらしい。
詳細は今日発表されるようだが、3週間程度の外出自粛要請が出されるという。
これまでは「お願い」として法的根拠もなく知事が出してきたが、今度は法律に基づく「自粛要請」なんだという。
と言ったって、結局求められる内容は伝え聞く限りでは、ボクにとってはこれまでの日常生活と何ら変わらないように思われる。
ただ、様々な局面で社会的な圧力は強まることが予想されるし、少し人と違ったようなことをすると白眼視を浴びるような、同調圧力も出てくることだろう。
これまで通り短パン姿で自転車にまたがって波打ち際を突っ走ることが気楽にできるのかどうか…いささか微妙な気もするし、平日にだって大勢が海に出ているサーファー諸君諸嬢はどうするんだろうと、余計なことを心配したくなる。
そもそも「緊急事態宣言」を早く出してくれという声は、専門家のみならず国民の間からも上がっていたことである。
そうでもしない限り、この感染の広がりは簡単に抑えきれそうにない、と言う思いからだろうが、本音を言わせてもらえば、これまでの自粛に加えてさらなる自粛が必要になるとすると、いささか息苦しいく思えてくる。
それもまぁ仕方のないことか…
どっちにしたって、未体験ゾーンに突入していくわけで、うっとおしくもヤレヤレな春が続くことは間違いない。
まったくもってヤレヤレなことだ。
湘南海岸自転車道の西のはずれ、茅ケ崎市柳島の海岸にはハマダイコンの群落があった ここは別世界だ ♪
わが家からここまでは片道17km。緊急事態宣言が出されると、そう気軽にはこれなくなりそう
砂浜に腰を下ろしてスマホをいじっていたら軽快なエンジン音が近づいてきたので顔を上げたら、ちょうど目の前を通り過ぎていった
背中にエンジン付きプロペラを背負ってパラグライダーで空中を飛ぶモーターパラグライダー 気持ちよさそうだ
湘南海岸のこういう景色の中に富士山の姿がないと間が抜ける=辻堂海岸
途中の小学校で入学式が行われていたようだ
でも、またしばらく休校になっちゃうんだよな 可哀そうに…
わが家のプランターのパンジーは元気そのもの
こっちも
庭の片隅に植えた覚えのない赤と黄色のチューリップが…