2週間分の薬が切れたので整形外科に行く。
「安静にしているのが一番」という医者の指示に素直(?)に従っているので、左足の痛みは改善傾向にあるとはいえ、依然として歩くと痛む。
武蔵小杉に用事があって行ってきたが、駅を下りて目的地まで片道1kmの道のりを徒歩でゆっくりながら往復することはできたし、地元に戻ってからは駅前で遅い昼食を求めて街中を行ったり来たりもした。
4~5kmは歩いたんだと思う。
そんなことに気を良くして医者に「そろそろ2~3時間、自転車を漕いでもいいか?」と聞くと、「2時間!?、トンデモナイ」と言下に否定されてしまった。
「自転車は傷んだ椎間板の部位をかがめる姿勢を取るので最悪。運動したいなら姿勢をピンと伸ばして歩く方がまし」という。
自転車を漕ぐ方が歩くより痛みがグンと少ないので聞いているのにわかっちゃいない。
加えて、風を切って進む爽快さは徒歩とは比べるまでもないし、海辺のたっぷりのオゾンを胸いっぱいに吸い込みながら、水平線の彼方へと大きく広がる景色を眺めながら走ることは、ボクにとって心身双方の健康維持のために欠かせない行為なのだ。
海辺の植生だって変わっているだろう。
テリハノイバラの群落は見損なったし、これからの季節には灰色がかった緑の葉を持ち、魅力的な青紫色の花を咲かせるハマゴウが咲く。
ボクの大好きな海辺の花の一ツなので、こいつは見逃したくない。
やっぱりしばし自重だね。
仕方ない。せめて梅雨が明けるまでは出来るだけ安静にしていよう。
梅雨が明けたら自転車だって漕ぐぞっ!漕いでやるっ!
そんなこんなだが、中断を余儀なくされていたキュウリのつるを這わせるネットを張る作業を再開し、完成させた。
歩くのがOKなら、立ってする作業くらい問題はないはずだ。
張り上がったキュウリのネットを部屋の中から透かして見ると、まるで北斎の花鳥画や若冲が残した「鹿苑寺大書院障壁画葡萄小禽図襖絵」など様々な植物画がそこに現れたようで、実に楽しく美しい♪
まさに一幅の絵である。
ブラァ~ンとぶら下がった実がシルエットになるから見逃すことはないし、食べごろもすぐわかる♪
昨日のツユクサのすぐそばで咲いていたアカバナユウゲショウ
それにしても野の花というものは味わい深さというものを湛えているものである
タガラシ
農家の人たちには迷惑者扱いなんだろうが、味わい深い花を咲かせるものだ
ナスタチウム 葉っぱも花も食べられるがこちらは園芸種
100円で買ってきたタネを蒔いたら花が咲いた♪
よくよく見ると結構ワイルドな顔つき
100円で15粒くらいしか入っていなかったが、ほとんど発芽した♪
6月21日午前6時26分の東の空 日の出は雲に隠れていたが、2時間たった後、薄くなった雲を透かして太陽の輪郭が見えた
午後からシトシトの雨になり明け方まで続いた