今朝は寝坊した。
というか、いつものように4時には目覚め、ラジオのニュースは聞いたのだが布団のぬくもりがなぜかボクを引き留めるものだから、つい…
気が付いたら4:44になっていて、いささか慌てた。
昨日は最高気温が16.9℃(14:50、辻堂アメダス)まで上がったそうだ。
そんなに暖かかったっけ…と首をひねりたくなるのは7mを超す北寄りの風が吹いていたせいだろうと思う。
円覚寺からの帰り道、浄智寺の脇から葛原ヶ岡・大仏ハイキングコースに入り、途中から分岐した尾根道を1時間超歩いてきたが、汗だくにならなかったのがその証拠でもある。
昨夜の内からその気はあったのだが、今朝起きてみると左右の足首からふくらはぎにかけての外側の筋が痛み、歩き始めはぎこちなく、スムースに歩けない。
コースはそこそこのアップダウンの繰り返しで、ハイカーには人気があるのだが、なまった足がちょっと悲鳴を上げたらしい。情けない話だ。
円覚寺の日曜説教坐禅会はきっちり3年ぶりに人数制限が解除された。
申し込めば誰でも横田南嶺管長の法話をを聞くことができる。
ただしばらくは事前申込制は続けるようである。
かくして3年ぶりの平常になりつつある中での開催だったが、集まった善男善女は1月よりも2割方少なかった気がする。
2月は厳寒というイメージが付きまとうからかもしれない。
ボクは「着るコタツ」と呼ばれるニクロム線入りのベストを着こみ、ズボンの両ポケットに「貼るカイロ」を忍ばせて行ったお陰で寒い思いをすることは無かった。
ただ、夕方風呂に入った時、両太ももの付け根付近の皮膚が赤くなっていて「…?」と思ったが「貼るカイロ」で低温やけどをしたらしい。
股引とかタイツの類は嫌いなので履かず、ズボンの下は素足なので、今後気を付けたほうがよさそうだというのが教訓。
でも来月は「着るコタツ」も「貼るカイロ」も必要ないだろう。
円覚寺の仏殿の大屋根とウメ(臥龍庵から)
浄智寺の脇から葛原ヶ岡に抜ける尾根道を登る
この付近はツバキの木が多いようだ
素朴な感じの一重のツバキ
まるで垂直の梯子のような階段 下りで良かったが結構足に来る
葛原ヶ岡からの眺望
銭洗い弁財天からの道が大仏ハイキングコースに合流する付近に来ると、一群のハイカーが先を歩いていた
こういう眺望はこれから何か所かで見られる
途中で大仏ハイキングコースと離れ、ヤマザクラの隠れた名所・峯山を目指す
百年超と思われる太いスギの木が天に向かって一直線に伸びている
両側を木々や灌木や笹に覆われた尾根道は風の影響を受けずに歩ける
ヤマザクラが山頂一帯を覆う峯山 あとひと月半もすればこの山頂は花で埋まる
ここはかつて藪で覆われ、近づくことさえ出来なかったが、この山を見渡す反対側の山の斜面に暮らすある人物が、毎年春になると見事に山頂を覆うヤマザクラの花を見て、憩いの場に出来ないかと考え、有志を募り、県や市に掛け合ってボランティア活動でここまで整備をしたのである(まだ継続中)
相模湾と三浦半島(奥の平らな陸地)
孟宗竹とは違った華奢な感じの竹林もまた優しく女性的な感じがしてヨロシイ 右奥のベンチで老夫婦がおにぎりを食べていた
峯山に続く周囲の尾根もボランティアによって藪が切り開かれ、ヤマザクラ以外の木が切られたりして眺望が良くなり、弁当を広げたりするスペースが出来た
更にヤマザクラの古木が頭上を覆う尾根道を進む
この辺りは落ち葉が降り積もってフカフカでとても心地よい
ここまでの道すがら、キランソウとかタチツボスミレとかが咲いていないか注意して見てきたつもりだが、まだ花は何もなかった
まだ厳寒の2月だものな…