昨日の当地は午後2時に出た最高気温が18.3℃にもなったそうで、日だまりにいると暑いくらいの暖かな日だった。
お陰で昨年暮れに終わらせていたつるバラ以外の庭植えの木立性のバラと鉢植えのバラのせん定を始めたのだが、大いにはかどった。
普段は遅くたって午後3時前には作業を切り上げるのが関の山で、それ以降は寒くてとても庭になどに出続けられたるものではないのだが、昨日は午後4時過ぎまで庭に居続けても、ちっとも寒く感じなかったのだからありがたいことである。
お陰で、せん定作業の方はあれよあれよという間に完了してしまい、残る作業はつるバラと木立の株に寒肥を施し、鉢植えのバラは成長度合いに応じた鉢替えと土の入れ替えでもしようと思っている。
幾つかの鉢の中で大きな鉢のバラが3つあって、この鉢替えは腰痛持ちの身には簡単ではないが、腰をいたわりつつゆっくりやればなんとかなるだろう。
バラを育てている愛好家にとって、きれいな花を咲かせて楽しむためには、一年を通じて様々な世話を焼く必要に迫られるが、ボクはこの冬の間に行うせん定や誘引、鉢替え、寒肥やりなどの作業が一番楽しい。
特につるバラのシュートを制御するたびに、手や顔にトゲのひっかき傷がいくつもでき、時には血が流れたりもするが、それさえ愛おしいというか、ちっとも苦にならない。
簡単に言えば、この作業こそが花付きの善し悪しや株の成長を後押しする重要なカギを握っているからで、ここをしっかりやりさえすれば、極端な話、後は放りっぱなしでもちゃんと咲いてくれるものなのである。
実際は病害虫予防のための定期的な薬剤散布やら、被害が出るたびに対策を講じなければいけないのだが、楽しさは初夏から始まるバラのハイシーズンでの咲きっぷりを頭に思い描きながら、寒さに耐えながら行う寒中の作業に勝るものは無いと言っていい。
昨年末から続くその作業の真っただ中に、今どっぷりと浸っている♪
パトロールの途中、花の寺で知られる長谷の光則寺に寄ってみた
ウメはまだ一輪も開いていない
咲いていたのはロウバイ
ソシンロウバイ 「素心蝋梅」という札がかかっていた
こちらは「蝋梅」とだけ書かれていた
普通のウメの開花まであと一歩
冬ざれの境内
目につく花と言えばロウバイ以外はわずかにツバキの類が咲いているだけ
「数寄屋」と名づけられたワビスケ
ミツマタも準備を始めているようだが、開花まではまだ少し時間がかかりそう
稲村ケ崎の切り通しから見る富士山
いつもの風景