つるバラのせん定誘引など、この時期の庭の必須作業を終えたので、3週間ぶりのパトロールに出た♪
前日までの天気予報では西高東低の気圧配置が強まり、日本列島中央部を南北に伸びる等圧線の間隔は久しぶりに狭くなると予想し、「北寄りの寒くて強い風が吹く」という予報が出ていた。
そんなわけで、朝食を終えた後もパトロールに出かけるつもりはなかったのだが、予報に反して「北寄りの強い風」は鳴りを潜めている。
それでひょとしたら…と思って、気象予報サイトを開いて改めて確認したところ、5~6mと予想されていた北風は「2m」に弱まっていた。
この程度の風ならそれほど気にならない。
よしっ♪っと決心して家を出る。
服装は長袖のトレーナーと愛用してきた薄くて動きやすいペラペラのウインドブレーカー、そして下半身は短パンにひざ下までのストッキングという、秋スタイル。
太ももは素肌のまま剥き出しだし、ちょっと寒いかもしれないなとは思ったが、海辺のコースなら自転車道の北側に沿って屏風のように続いている松林が北風を防いでくれるし、寒さを感じても家の近くだけだろうという判断だった。
童謡の「村の船頭さん」は"今年60のおじいさん"だが、元気いっぱい櫓をしなわせて舟を漕ぐではないか。ボクはこのおじいさんよりずっと年を取ってはいるが、元気一杯ペダルを漕いでそこそこの距離を走っているぞ、という思いである。
この程度の寒さが何だ、ペダルを漕いでいるうちに暖かくなるに決まっている、そう考えた。
でもまぁ、ブルブル震えることこそなかったが、冷えた空気を切り裂いて走る分、なかなか体は暖まらず、快適さという意味ではいささか薄着すぎたようである。
ナントカの冷や水…などと言われないようにしなければ。
多分、薄手のウインドブレーカーをもうちょっとだけ保温性の高いものに代えるだけで随分違いそうである。
久しぶりに波打ち際の自転車道を富士山を正面に据えながら漕ぎ、気分は上々、スカッとした♪
片瀬西浜から見た富士山
積った雪が消えかけていた富士山だが、再び化粧直しをした美しい姿を現した
辻堂東海岸
適度な波が立っていた
このひと月ぐらい、季節外れの南寄りの強い風がしばしば吹き、防砂柵の風下側はこんな感じでうねる砂山が随所で見られた
相模川左岸河口にトーチャコ