北海道を自家用のキャンピングカーで北上中の「遥か彼方へ」さんが「速報・本日の本邦最低気温地点から 稚内」と題し、「26.6℃」の気温の電光掲示版の写真をブログにアップしていた。
生憎の曇り空で少し視界が悪いようなところが一層、最果ての地の「涼しさ」を物語っているようで、思わずランニングシャツから露出した裸の両肩と二の腕辺りを両方の手のひらで包み込んでこすりまわし、摩擦熱を感じて「暖」を求めたほどだった。
誠に別天地と言うものはあるもので、そういう地に自前のキャンピングカーで次々と移動して景色や食べ物などを存分に楽しんでいる姿は羨ましいの一言に尽きると言うものだ。
…という羨望はともかく「35℃だ36℃にもなりそうだ」「危険な暑さになるから注意しろ」と気象予報士どもは毎日毎日判で押したように同じことを繰り返すが、実際にはどうなのか…
昨日の最高気温を首都圏の3カ所のアメダス記録計を元に比較してみた。
東京 35.9℃(14:00)
横浜 35.2℃(12:00)
辻堂 32.0℃(12:00)
わが家直近のアメダス辻堂は波打ち際から300~400mほどしか離れていない場所にあり、わが家はもう少し波打ち際からは遠いが、大差は無いはずである。
つまり、大雑把に言うと南関東の海辺の町は東京都心に比べて4℃、ヨコハマの市心部に比べても3℃ほど低いことが証明された。
昨日も南寄りの海風がそこそこの強さ(5m、午後は7m前後)で吹いていたから、エアコンをつける必要はなく、窓を開け放してさえいれば十分に涼しい♪
一昨日炎天下に自転車を漕ぎ、パトロールをしてきたし、昨日は家で読書三昧と決め込んで日がな一日、風の通るところにお気に入りの椅子を置き、読書にいそしんだ♪
おかげで、汗の一滴もかかずに済んだ。
目の前にはカツラの木がハート型の葉を幾重にも茂らせて風にそよぎ、誠に涼しげである。
これぞ緑陰読書だと悦に入ったが、さび付いて廃棄処分してしまったデッキチェアーでもあれば、ベランダに出て寝そべりながら読めるのでもっとピッタリだったなと、少し残念に思ったが、ホームセンターににでも行ってみてこようか。
今朝も午前3時ころ肌寒くて目が覚めた。
このところ毎日この繰り返し。
細く開けている窓から涼しい空気が流れ込んできいるためで、思わず足元の毛布を手繰り寄せ、身体に巻き付けてもう一寝入りする。
戦前や戦後しばらくの間の鎌倉や湘南方面が避暑地として人気があったという話もなんとなくうなづける。
夕食の時は外に音が漏れて近所迷惑にならないように締め切るためエアコンを使うが、それ以外、例えば寝室は今年もまだ一度もエアコンは使っていない。
必要ないのだ♪
片瀬漁港
釣り船も漁船も仕事中のようだ
夜中の漁にでも備えているのか、残った数隻の漁船の上に富士山が薄っすらと…
片瀬東浜のビル群と残った釣り船
白い灯台が青い空と海に映える