午前2時ころにトイレに立った時に呑み込んだつばがすんなり通過していったので、おやっ? と思っていたのだ。
一昨日から飲み始めたのどの痛みに効くという漢方薬系の薬のせいかもしれない。昨日の夕方辺りからたんが切れだしたのだ。昨日と一昨日3時間ずつ昼寝したのもよかったかもしれない。
風邪を治すには栄養をつけてじっと寝ているに限るのだ。
どうやらこれで月をまたいでのどの痛みと対峙すると言うことは避けられたようだ。ヤレヤレである。
同時に、今日で長かった1月がようやく終わる。
毎年のことだが1月が過ぎ去るスピードというものは天体の動きがどこかで狂ってしまったんじゃないかと思えるほどにのろいのである。
毎年よ彼岸の入りに寒いのは
正岡子規の句ではあるのだが、実は子規のお母さんの口癖をそのまま句にしたものだそうだ。
そのデンでいけば次のような句も成り立ち得る。
毎年よ1月の歩みがのろいのは
今年の1月もつくづく長かった。
卑近な例でいえば孫の姫たちが遊びに来たのが元旦で、しばらくボクの家で過ごしたのだが、そのことが大げさに言えば忘却の彼方とまではいわないまでも、それに近いくらいはるか昔のことのように感じられるのである。
知ったかぶりすればこれにはそれなりの理由があるようなのだ。
認知科学にそのヒントがあってヒトの代謝と関係があるらしい。
簡単に言うと、身体が元気で代謝が活発だと実際の時間よりも心理的な時間が早くなると言われているんだそうである。
だから体調が悪かったり、疲れがたまっていたりした場合、ぼーっとしているとあっという間に時間が過ぎてしまうことがあるが、これは体調が悪いと代謝が悪いせいだというのである。
逆に体調が悪くても熱があるような場合にはいつまでたっても朝が来ないように感じることが多いのは、代謝が良くなっていて時間の経つのが遅く感じられるからだそうだ。
この説明を見る限り、時間の経つのが遅く感じられるのは代謝がいいからだと言うことになる。
子供の時間というのは大人に比べて長いそうで、その理由も代謝が活発だからだそうである。
おっかしいじゃないの!
ジジイのボクの代謝が活発だって言うんですかい?
いや、まてよ。案外活発なのかしらん。最近若返ったような…。冗談ですよ。そんなわけあるはずがない。
認知科学は代謝以外にも理由を挙げていて、「日常生活以外の特別な出来事が多いと時間は長く感じられる」と指摘している。
子供は学校で様々な刺激を受けるから、その分時間が長いというのだ。
まぁ、ここら辺りの説明を聞くとボクの身辺にも心当たりがないではない。
まずは孫たちの〝襲来〟。そして12月中に済ませたかったバラのせん定を腰痛を理由に越年させたことで今月は腰をかばいながら、寒波という余計なものとも戦いながら数日掛けて何とかせん定作業を終えた。大雪が降り積もって除雪作業に汗をかくことになった。義母が天寿を全うした。
確かに非日常的な事柄が続いたことは確かなようである。
何事にも理由となるようなものがあるものですナ。
そんなことよりもボクの代謝は本当に良いのかもしれない ♪
おぉ セ・イ・シ・ュ・ン じゃぁ~!
伊豆大島が良く見え、手前の岩場にはウミウが羽を干している=江ノ島ヨットハーバー防波堤から
去年の台風22号に痛めつけられた防波堤の補修は予算編成待ちらしい。あるいは五輪終了まで立ち入り禁止になってしまうかもしれない
ん! お前も噴火か
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