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平方録

ジッとさせられた11月

11月も今日を含めて残り2日となった。

リタイアの身となった今、有酸素運動で心肺機能を強化して体力の維持に努めるとともに、併せて心身のバランスと健全さを保つようにしているのだが、そのために自転車を漕いでいる。

ジョギングでも同様の効果は得られるだろうが、それだと遠くまで行けないし、あちらこちら気の向くままにほっつき回るにはやはり距離の稼げる自転車のほうが都合がいい。

フーテンとか風来坊とかいう何となく風任せなイメージで社会に役立たずとも、出しゃばらず、しかも出来るだけ迷惑が掛からないように生きていこうとする上では、自力でしこしこ漕ぐ乗り物は便利な道具なのである。

 

今年は年初から気まぐれで卓上カレンダーに日々の走行距離を書き込んできた。

今月は本来なら日は短くなるが、暑からず寒からずちょうどよい気候の数か月に入る適期だが、何と4日間しか乗っていないし、走行距離に至ってはたったの155kmにとどまっている。

晴れても風の強い日が多かったことや激しく雨の降る日が周期的にやって来たり、天候のせいで「乗れなかった」というのが一番の理由である。

それに一応スポーツと考えているから、ちょっと用足しにと普段着のまま自転車を漕ぐような真似はしない。

乗る時はちゃんとそれなりの‶体操着に着替え〟てペダルを漕ぐのである。

 

そういうわけだから急激に寒くなった現況下では秋の薄着のままでは寒すぎ、防寒準備を整えた真冬の格好で漕ぐにはいささか大袈裟すぎる…という具合で、普段着のままぶらりと家を出られる強めの散歩でお茶を濁してっしまう日もあった。

振り返れば最も頻繁に乗りまくったのが梅雨入りした癖に良く晴れた6月で、1日おきの16日に達し、その距離は合計497kmとほぼ500kmになる。

そして7月405km、8月363kmがベスト3ということになる。

逆に走行距離の少ない月を見てみると2月147km、1月182kmが200km未満だから、このままいけば11月がワースト2になりかねない。

11月はこんなはずじゃなかったが、これからの季節はますます寒くなり、日も短くなるのであちらこちら動き回るのには最悪の季節を迎えるわけで、どうにも苦手である。

身軽な服装で飛び回れる春が来るまで、できることなら冬眠してしまいたい。

12月に入るとコロナ禍で色々制限してきた行事が復活して予定表にいくつか入ってきて、久しぶりに家族以外の友人らとの交流の機会が生まれるし、バラのせん定作業にも時間を割かなければいけないから、必然的に自転車に乗る時間は減るだろう。

バラのせん定作業などは楽しいから心身のバランスを保つ上では悪くはないが、心肺機能の方がなぁ…

 

 
 







以上、見出し写真を含めて昨日の富士山 5年使ったiphone SE から12mini に変えたら富士山の白い雪に出来たヒダがはっきり写るようになった ♪
 
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