実は自分でも「こんなはずじゃぁ…」といささか戸惑っている。
長かった1月が終わり2月に入っても、まだ1度も自転車を漕いでいない。
走行距離0m!
そしてそれよりなにより、愛車に触れてもいない。
昨年末の29日の「漕ぎ納め」の後、新年の「初漕ぎ」に備えて1年分の汚れを落とし、要所に油を注したうえでピッカピカに磨いておいたのに…
例年だと年末年始をわが家で過ごした姫たちが帰った後、宴の後の寂しさを紛らすために寒風を突いて富士山を正面に見据えながら海辺の道を漕ぎ初めしていた。
だから大抵2日か3日には初漕ぎを済ませていたというのに…
昨日の1日は気温も上がるということだったので、チャンスだとは思ったが、同時に春一番並みの強風が吹くとも予想されていたので、どうかなと思っていたら案の定だった。
湘南海岸自転車道はあの南西の強風で吹き飛ばされた砂が自転車道をだいぶ埋めてしまったんじゃないかと思うと、心配でもある。
これからの季節、海辺の自転車道は常に飛砂の影響をモロに受けることになる。
管理者がこまめに除砂作業してくれればいいのだが、予算の制約もあるらしく、ひどい年は年度が替わるまで「通行不能」が続くことにもなる。
まっ、それはさておき、いつ初漕ぎに出かける気になるか、ここまで伸びてしまうとボク自身にもわからない。
わが家を起点に半径30km~40kmの範囲を自転車でパトロールをして体調維持に役立てているほか、精神の平衡を保つ重要なツールにしてきているのだが、いっそのこと風が柔らかくなる春まで冬眠しちゃおうか…と思うほどである。
少なくとも初音を聞いてからにしようか…
年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず
南寄りの強い風が吹いて気温が13.4℃(アメダス辻堂)まで上がったせいか、見かけなかったこの花が咲き出した♪
オオイヌノフグリ 道端をはじめ、草むらで必ず見かけるが今冬初お目見え
日の光を眩しそうに受けている
まだ辺り一面というわけではなく、風の当たらない岩陰のちょっとした日だまりにポツンポツンと…
こちらもお目覚め オオイヌノフグリの脇で花びらをのぞかせ始めたホトケノザ
暖かな南風に誘われて渋々ってところかな
それでも何とか片目だけは開いたよう…