湘南海岸と江ノ島への玄関口である小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅で進められてきた駅舎建て替え工事がだいぶ進み、工事用の目隠しが外されて外観が姿を現した。
屋根の正面中央には地元に残る五頭龍伝説に由来する龍頭が鎮座し、城郭建築で鯱が座る場所にはイルカが陣取るユニークさ。
金色と緑色、白色も加わった丹塗りの竜宮城は早春の陽を浴びてひときわ異彩を放ち始めた。
内部はまだ未完成らしく、うかがい知ることはできないが、漏れ聞こえてくるところによれば天井には龍が天空を掛ける図が掲げられるとか…
純白に縁どられた特徴あるこの入り口デザインは江の島神社の正面ゲートである「瑞心門」にそっくりで、電車を降りた観光客が振り返れば一気に異空間に飛び込んだような、浮き浮きした気分に浸れそう
乙姫様が現れて手を振るバルコニー
龍とイルカ
奥にもイルカ
直ぐ近くの新江ノ島水族館の目玉の一つはイルカショー
これからは、そこのイルカが交代で屋根に上がってお出迎えするとか
だから毎日姿が微妙に変わる…
境川越しに眺める竜宮城
ヨットの五輪会場への玄関にもなるだけに、外国からの観戦客にも喜ばれるかも