「恋人がいないくらいで“クリスマス粉砕!”と叫ぶのってどうよ?」と言った俺だが……
そのクリスマスイヴに、オレの地元のご当地アイドル「フルーティー」のコンサートに行ってきた。
本当ならロックのCDを買って、ベースギターを鳴らしてクリスマスを過ごす筈だけど……
あかん。今年はロジャー・ダルトリー、ピート・タウンシェンド、キース・ムーンとクリスマスを過ごす筈だったが、こんな下手じゃ、相手にもされねーよな。
ソロはとちるし、音は外すし、リハーサルは入念にやったはずだが、あんな腕じゃクリスマスが楽しくなくなるって。逆にダルトリーやタウンシェンドが楽しくなくなるし、ムーンもやべーことしそうだし……。
と言う事で、今年はフルーティーと過ごす事にした(とは言っても、ライブ見に言っただけだけどな)。
ダルトリー、タウンシェンド、ムーンとは来年過ごす(上手くなっていれば、の話だが)!
オレがフルーティーの事を知ったのは、2012年の雪祭りに、大通公園の会場で歌っていた時の事だった。
マイナス20度のスゲー寒かった。まるでロシアのシベリアにいるような感じがして、冗談抜きで寒かった。正直、顔ごと覆いたくなるような寒さだった。
その中で、踊っているファンの人達に度肝を抜かれた。
連中は上半身裸で、踊っていたんだぜ!
2012 札幌雪祭りライブ (北海道アイドル) フルーティー「 Captive 」ヲタ限定
……信じられねーよ。地元でも凍えるほどのこんな寒い夜空で、上半身裸になって踊るか?!
そりゃ、「ちょっと、寒いよぅ!」っと嘆く訳だが、いくら可愛くて振り向いてもらいたいからって、上半身裸はやりすぎだ。ロシアだったら間違いなく凍え死ぬ。ステージが終わった時には死体が横たわってて、フルーティーのロシアライヴは禁止されるって。
オレも「そこまでやるか?フツー……。」と思ったが、このライヴの模様を他にも持ちかけた所、すげー話題になった。
「トモダチが出来そう」と言う事で、オレもフルーティーのCDを買って、ウィンドウズのメディアプレイヤーとかに落としてフラッシュメモリーに入れて送った事もあった(フルーティー他ライブプロスタッフの皆さん、ゴメンなさい。トモダチの住んでいる所のCD屋にフルーティーのCD売ってなかったもん。でも、全国区で有名になったそうだから、もうやらない。やったとしても、オレの撮ってきたライヴ動画だけにする)が、ライヴに行くうちにだんだんとオレ自身もフルーティーの良さが解かってきて、そしてとうとうクリスマスライヴに3000円もかけて行ったよ。
Up-dateやフレッシュ!が前座で、フルーティーのステージが始まったのは午後7時20分あたりだが、ライブ会場は熱気に包まれて、札幌は雪がしんしん降る寒い冬なのに、フルーティーのステージだけ真夏だ。
歌だけでなく、Up-dateとの早食い競争とか、おばちへのどっきりもあり、アイドルのステージとして楽しめた。
ファンを熱狂させる伝説のロックバンドは数多く居たが、まさかアイドルでこういうのが出てくるとは、思っても無かった。しかも、オレの地元で!
オレ自身、金がないんでロックのライヴには行ってないが、フルーティーのステージはそれと同等のパワーがある。
フルーティーの曲をモチーフにしたイラストも描いたよ。
「Fight!」ってナンバーだ。昨日のステージでも取り扱われたぞ。
Fight! /フルーティー (2013/5/26 コンサドーレ札幌対水戸ホーリーホック(札幌市厚別公園陸上競技場))
次は「Predator」を予定しているが、自分の構想したポーズがあまりにもエロいか、完成してもこれは流石にブログには出せない……。 フルーティーのフルーツバスケットVol.55にも行って来た。無料の部でしか見てなかったが、熱気があふれてて、欧米のロックバンド顔負けの熱いステージだった(楽器を壊したりまではしなかったが)。
金を払ってでも行く価値は十分にあった。クリスマスにやってたら、オレも見に行く。正直、下手なロックバンドより見ごたえのあるステージだった。
全国区で有名になっているだろうから、CDは手に入るだろうが、もし興味を示したら是非聴いてみてください。