「今週は福寿草でしょう~」
「仰烏帽子の群生地?岩宇土オコバ谷?」
「岩宇土は福寿草祭りで多いと思うから、行きづらくなった仰烏帽子!!」
朝7時に出発、高速を人吉インターで下り山江村宇那川林道へ
「ここ実家より山奥やね~~」「ホント」「水害の傷跡がすごいね・・」「水が恐くて住めないね」
案内の標識もしっかり有り林道終点の駐車場に9時前に到着、すでに8台ほど駐まっていました。
9時20分に登山口を出発、見える山並みのピークが仰烏帽子山頂です。「高低差は少しや・・」
仰烏帽子山頂から南西に延びる尾根を山頂に向けて歩きます。
山頂をすぎ今度は東に延びる尾根を群生地に向けて行きます。
元井谷分岐から群生地の裏側を第2登山口に向けてトラバースします。
北斜面で雪がまだ残っていて、霜柱も沢山ありました。
「今朝1人反対向きに通ってるね、霜柱で判る」「その前ほ、ほとんど通っていないね~~」
群生地に近づき両側にロープが張って有りますが、歩く所の落ち葉の下から蕾がいっぱい~~。
「蕾がいっぱいで歩けない!!!!」「いつもだったら踏みつけられて・・・芽が出ないんだ・・」
「人が来ないとこうなるんや~~」「いたるところに福寿草が有るね~」
群生地の下の鞍部まで一度下り、登るのに踏み跡がほとんど無くフェンス沿いに歩いて到着。
まずランチの準備、今日のメニューはチャンポンです。
具の野菜は乾燥ニンジン、乾燥ゴボウ、乾燥キャベツ、(乾燥食材屋さん『素材屋さん』で購入)
山歩きに大切な蛋白質は高野豆腐と押し大豆、
それと自家製乾燥椎茸です。
乾燥食材を全部入れ沸騰させ柔らかくなってから麺を入れて・・5分です。
『生ネギ入り具だくさんチャンポン』と、乾燥食材の『出汁入りのお湯で戻したα米エビピラフ』
ニンジンもキャベツも大きいです。ゴボウはどこ?って感じです。
水が沢山いる麺類は山めし初です。「キャベツもニンジンも美味しいは~~」「生ネギが効いてる・」
「エビピラフも何か違うね~~」
群生地で調理をし食事する間、だ~~れも来ませんでした。快晴の満開の日曜日なのに・・・。
ゆっくり食事をしてお決まりの構図。
快晴で日当たりが良いからなのか?人が居ないので花が目立つのか...?、ここ数年毎年来ていますがホントに満開です。
満開の感動を伝えたくて・・パノラマで90度ほど・・ダメだね・・
群生地にやっと数人が来られ、私達は仏岩に向かいます。
ここも、だ~~れも居ません。
しばらくするとやっと2人来られましたが、ほぼ完全独り占め!!!。
いつもなら急な登山道で渋滞し、人であふれているこの場所!!!
「静かやね~」「花も自然も喜んでいる気がする・・・」
今年も満喫し、山頂へもどりました。
ここで思わぬ出会いが、
山頂に、山慣れた感じの同世代の女性の方が、やくし山で福寿草を見て帰りに仰烏帽子山頂まで来てみたとの事。
初めてなのにハッサクの様なミカン(名前を忘れました)をいただいたり、
初対面とは思えないほど山の話や世間話で盛り上がり、ご一緒に下山しました。
下山中もずっとお話をしながらでした。
14時半前に無事下山し、「一緒にばんざい~~」右手がまだあがりません・・・。
GPS計測で距離8.1km、時間4時間56分(停止1時間30分)、累計高低差607mのお山歩でした。
2月の始めから皆さんのブログで、福寿草の記事を拝見していてもう遅いかな~と思って行きましたが、
・・・満開独り占めでした・・・。
ロープの中だけでなく、いたるところにこんなに沢山福寿草の株が有ると知りビックリで、
いつもはいかに知らぬ間に人が踏みつけてしまっている事か・・・
貴重な植物が減った原因は色々言われますが、人間が一番の原因かもとつくづく感じました。
水害で壊れた林道の修理を数年後にしていただくと、もっと増えるかも!!!。
《五木村や相良村の方に是非お願いしたいです》
またこれから行かれる方は、十分足元に気を付けて歩いてください。特に今年は!。
それと、お会いした明るい朗らかな方へ、
「自然歩道歩き、楽しんでくださいね~~」「無理せずにお気をつけて・・」
またどこかでお会いしたいですね。
「今年も福寿草をみられたし、来週は?」「そろそろマンサクも・・・」
少し早いかな~~・偵察なら・・