「えびの岳のマンサク見に行こうや」
「咲いてるやろうか・・」
大浪池のマンサクの季節です。
毎年毎週の様に偵察に行っていました・・・が
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2013/03/09、
2012,2011は新燃岳噴火で入山禁止
新燃岳の噴火に伴う噴火警戒レベル3(3km以内立ち入り禁止)の区域内となり立ち入り禁止で行けません。
そこでお隣の山、えびの岳に数株有るので行って見る事に(以前は2012/03/17)
前日までえびの高原に通じる3ルートの内2ルートが通行止めでしたが、鹿児島県側が解除され・・早速
林田温泉いわさきホテル前に来てビックリ『休業中』で・・・・・・周辺はまるで廃墟、バスも車も人影も
登るほどに火山灰が道路に多くなり、新湯3差路の先の新燃岳を望むことが出来る場所で停車(3.1km地点)
「溶岩がミツバツツジのトンネルが有った方に下って・・・」「あちゃ・・・」
望遠で覗くと・・
溶岩の流れだしは僅かですが・・転がって落ちた溶岩のせいか・・ミツバツツジのトンネルが有った登山道付近まで
真っ白になり蒸気なのか煙なのか・・白煙が・・
それと左側に見える火口縁とその斜面がギザギザです!前回の噴火後は火山灰でのっぺりしていましたが・・・噴石?溶岩?
大浪池登山口付近は火山灰で所々センターラインが見えないほど....
えびの高原駐車場に着くと・・・駐車数台・・人影0!!!
用意をして10時40分出発・・・歩道には雨で流された松の葉と火山灰が堆積
左は大浪池方面の登山道で通行禁止
右に入ります
気のせいか遠くを見ると・・・何となく霞んでる林を登り
程なく~~咲いてました~~~
数株が咲き始めたところです
あっちから見たりこっちから見たり、下から見たり
大浪池よりはるかに大木~~よく見ると画像全体にパラパラ咲いているのが判りますか~
「今日の目的終わり~戻る」「せめて、周回して帰ろうや~~」
不自然に枯れた木々が多く・・噴火の影響?
展望台から、相変わらずジェット機の音がする硫黄山方向・・・
遮る物が無いのでかなりの音です
大浪池新燃岳方向・・・大浪池と韓国岳のコルの向こう側に新燃岳
この展望台は標高が低いので新燃火口縁は見えません・・
噴気もガスがかかって見えませんね~
「なんだか喉がイガイガする!!」「するする・・・」「防塵マスクしよう~~~」
薄暗いいつもはあまり花が咲かないミヤマキリシマの群生地で
「あんた達どうしたと~~~」「凄いね~~~」「危機を感じてるっちゃろうか」
一体花芽だらけです
枝に触れると・・煙の様な細かい灰が・・・
「喉が・・・・・」「マスクせんからよ~~」「忘れた」
展望の無いえびの岳三角点で~~~
「なんじゃ・そら(何それ)」「・・・」「ピックアップトラックの荷台に乗って機関銃持ったら似合うかも~~」
赤い幹もくすんでしまった赤松林を抜け
キャンプ場施設が見えて来て
県道に出ると雨水で流され堆積した火山灰が・・・結構な厚さに
12時30分駐車場に戻って・・日曜日のお昼でこの光景
スケート場も終わって元々人出の少ない時期ですが・・・人影全く無し、車も私達以外1台・・・
GPS計測で距離4km、時間1時間50分、累計標高差238mの・・・お山歩?散歩でした
いわさきホテルが休業中の林田温泉も・・えびの高原も・・・人の少なさにビックリ
新燃岳でなく霧島連山全体の火山活動がすぐに収束するハズも無く当分続くでしょうね~
そんな中、植物達はいつも以上に頑張っている感じでした。
ところで座骨神経痛は・・・ですね
人生初体験の鍼灸治療を受け、これほど筋肉が凝り固まっている人は初めてと言われ・・ブス~~っと
今のところ良い感じです。