「シモバシラ見に行こうや~~」
「シモバシラって・・霜柱」
「だよ!」
「それもわざわざ2時間かけて・・・」
正確にはシソ科の植物シモバシラソウの言われの元、茎の裂け目から成長する氷『霜華』です
画像を見せると「なんこれ~~~行く」
その前に、前日14日は双子座流星群のピーク
21時、車で行ける近郊の自然公園山頂直下駐車場へ
肉眼では数個見るも
シャッタースピードが最長5秒の普通のデジカメでは何十枚撮影しても運良く写るはずもなく・・早々に帰宅
就寝が遅くなり翌15日7時にやっと起床・・・それから用意し
約1時間高速を走り、更に一般道を1時間以上走り目的地へ
途中気温1℃暗くなるほどの朝霧の中を目的地へ
10時すぎ、登山口に着き!
「・・・・忘れた・・・」「何」「ザック」
カメラやGPSや靴下やその他色々・・・を入れた普段使いのザックを忘れ・・
「もう・・気分が乗らん!帰ろう!!」「ここまで来たら水だけ持ってでも行こうや~~」
靴下は予備がザック(山用ザック)に有りそれを履き渋々と・・・行く事に
登山口から5分
「あった~~うそ~~~~これ~~~なん~~~」
あちらこちらに~~
シモバシラを見ながら「あなた~凄いね~~よくこんな物作ったね~~」
当然ですが同じ物は無く自然の偶然の美
日光が当たり、暖かさで微妙に溶け出し・・・これも良いですね
この透明感~~
四方に伸びた花弁の様
まだまだ同じ様な画像が続きます
これは折れた茎から訳がわからない様な
裂けた茎から直毛タイプ・・・正当派
苔と~~ひねくれ者
できる成り立ちが良く判ります
数10m進むのに、もうすでに30分以上経過
「もうどれも同じやが・・・・」「~~~~~~」「先行こうや」
いろいろ形が有って「今のは今しかないし、今しか観れんとよ~~~」「それはそうだけど・・・」
台風で倒れた倒木を越え、普段なら20分もかからないブナの大木までもう少し
ブナの大木から先にはシモバシラソウはほとんど無く・・当然霜華(シモバシラ)も見られず
ホントの霜柱の中をビチャビチャと
今日はここまで~~よく行かれる方にはおなじみの分岐
風の当たらない平らな日なたでランチ
フカフカの落ち葉と思いきや・・落ち葉の下は霜柱で冷たかったこと!
ホットサンドで~~
記念の構図
帰りも、探していると登山道から少し離れた所に~~シモバシラソウとシモバシラの群生地
最も巨大な造形
普通に下れば10分もかからない所を^^~~探し回りウロウロと
切りが無いのでこれで終了
13時30分、登山口に戻って~~快晴~~脊梁の山々
霧島連山も遠くに見え
往復約2kmを3時間半の誰に会わないシモバシラ観賞ブラブラでした
この場所は福寿草や色々な珍しい植物が有る所で
シモバシラが観られるのは駐車場から数分の所から数100mの範囲で普通に見にいけます
ただ登山口までの鋪装林道に水が流れている所が数箇所あり凍ると要注意です
初めて見るシモバシラソウと自然が作る氷の造形美はすばらしい物でした
南九州になかなか南岸低気圧の、どか雪が降りません・・・
降ったら会社休んで~~~と、待ち構えているのですがね~