新聞に甑岳登山道をチェック「目印ない区間も」と言う記事
先日甑岳周辺で遭難された方がいて数日後無事発見され事なきを得た事故に対する記事です。
記事の内容は「目印が少なくわかりにくい所もあり道迷いも発生している。
危険は常に有るので装備をしっかりして登山して欲しい」との記事でした。
私はこの登山道はこのブログでも数回出てきますし、以前から歩いています。
最初に通った時もさほど危険とは感じ無かったと思っている。
しかしそれは個人差がある事なので評価できないでしょう。
わかりやすい安全な登山道って何処まで手を加えれば良いのでしょう.... ?
以前アルプスの山小屋で隣の方々お話
「ペンキマークが少なくよくわからなかった!」とおっしゃる人
「ペンキマークが無いと歩けない人は来るべきでない」とおっしゃる方
私はどちらも一理有ると感じました。
当然の事、私自身アルプスのメジャーな登山道より低山のマイナーな登山道を歩く方が遙かに緊張する。
テープや標識や人工物が有るとホッとするのは確かである。
韓国岳で以前、道迷いによる死亡事故が有り、その後登山道には両側に黄色い虎ロープがはい巡らされ、確かに迷わない→安全になった。
今後甑岳周辺もそうなるであろうとおもいます。
それで本当に良いいのかな....?
韓国岳など霧島連山のいくつかの山は新燃岳噴火の立ち入り禁止区域3kmの外であるが、
登山道管理者(市町村)が登山者や事故が発生した場合救護者の安全が確保できないと理由で登山禁止である。
登山道の危険、安全って....?なに!!!。
小さな子供を連れて行くリスクは?
藪こぎをする方のリスクは?
極寒のアルプスに登山する方のリスクは?
またその方々が遭難した場合に救助に行く方のリスクは?
私の中でどうしてもすっきりしない。もやもやが....
いかなるスタイルであれ、山に入り楽しむ行為はすべて自分の責任
登山道や色々な管理者の責任では無いが基本のはず!。
最近山ガールとか多くなって山や自然に興味を持つ事はすばらしい事で歓迎する事だと思ってます。
しかし事故が増え、その原因を登山道や管理者の責任にするのは間違いのはず。
また管理者側も規制をするから、責任論が浮上する。
今韓国岳の登山禁止が解除になったら、私はヘルメットを持って登るつもりです。
落石に当たって怪我をしたくないのと同じで、私は噴石に当たって怪我をしたくないから!。
ヘルメットをしてまで登りたくない方は登らなくて良いのです。
皆さんはどう思って居るのだろうか?