「やっぱり積雪したね~」
「行ってみようや」
「今季初の雪で今年最後のお山歩やね」
南九州の山々は
例年どおり20日前後
南岸低気圧と寒気の南下で
積雪し雪景色になりました
雪道対策は代車に
古い金属タイヤチェーンを合わせる事ができ
えびの高原まで上がれます
県道1号線に前日夜までチェーン規制が出ていたので
23日朝、普段通りの時間に出発
県道1号線を上がって行くと
路面には雪も無くチェーン規制も無くすんなり進み調子抜け
がしかし・・・
「韓国岳ガスガスじゃない・・・・」
「大浪池はギリギリ見えてる・・・」
えびの高原に着くと・・・
高原もガスガス・・・
韓国岳も大浪池側の裾のが少し見えるだけ
「雪景色見るためにはガスガスはダメやろう」
「登ったら晴れるかもよ」
「え・・・今日は大浪池周回やろう」
再び大浪池登山口までもどり
もう既に10時を過ぎてますが、車は数台のみ
用意中+1℃なのに氷点下の体感・・・
10時30分出発
石畳付近の積雪はこの程度
88歳と言われた方に追い越され
それでも汗をかかない様にゆっくりと
鞍部に着くと、まあ風の強いこと
韓国岳もガスの中で見えません・・・
ヤマテン韓国岳山頂予報『快晴、-3℃、風速2m』
「今ここで『0℃、風速10m、体感温度-8℃』やし」
最近大ハズレが多いと思ったが・・・後で正解と判る
東周りに・・・
元々風の通り道で吹き荒れる所ですが・・
それにしても「さむい・・・」
「きゃ~~~~」
所詮南国!日差しがあると霧氷が溶け、
強風と共に・・氷の塊が飛んできます
ただただ耐えながら
すでに11時50分
風の全く当たらない、時折日差しが当たる南斜面でお昼に
熱々の美味しそうなホットサンドの画像を撮り
「雪景色も見たし、風強いし、このまま帰ろうか」
なんて弱気な発言もしながら食事をして
ここで帰る気満々
(帰って画像を見返して始めて
この時既に青空が出始めていた事に・・・気づき)
ゆっくり30分ほどした時
「あれ?風向き変った?風が止んだ??」
見上げると
「青空や~~韓国岳見えてるし~~」
慌てて片付け
「晴れるかもって言ったやん」「・・・晴れたね」
今度は行く気満々
まだ北側には雲が残ってます
高千穂峰も少し白く
この南国の雪景色・・・どうです
この雲・・・何でしょう
音を立てていた風が無風になり
霧氷の稜線を気持ちよく進み
展望台で連山の雪景色を見渡し
霧氷がびっしりの火口壁
韓国岳の雪景色~
左から丸山、獅子戸、新燃岳、高千穂峰
さすがに新燃岳に雪は無く噴気だけ
韓国岳との鞍部に下りて行き
元々ふきだまり溶けずに残る所で寒い
春はマンサク、秋は紅葉、冬は霧氷
大浪池一番のビューポイントの岩の上から
気持ちの良い霧氷の森を~~
2023/12/23大浪池
霧氷と韓国岳
足元のアザミの攻撃はなくなりましたが
木々に触れると氷の爆弾が落ちてきてフードが必要
西周りに戻り
ここも雪がふき貯まる所
「去年かな~凄かったよね~~」
「今年じゃない?」
今年の1月(28日大浪池で青空と雪を楽しむ)でした
今回は20cmほど
南国育ちは
子供の頃クリスマスツリーに飾られた綿を見て
もみの木に積もる景色を想像してましたが
本物のモミの木に付いた霧氷に反応し
「これが本物や~~~」
韓国岳を背に西周りを戻り
「本当に錦江湾や~~」
拡大すると
太陽の光に錦に輝いている錦江湾と
浮かぶ桜島
鞍部に戻って
14時40分下山でした
GPS計測で距離6km、時間4時間20分、標高差386mの雪道お山歩でした
朝、ガスガスの韓国岳から大浪池周回に変更し
今季初の雪景色を堪能する事ができ
大正解でした
これで今年のお山歩は終わりですね
やっと来年早々に車が届きそうです
早速スタッドレスタイヤを注文しなくては~~
何処でも行けるぞ==
何処でも寝れるぞ==