以前の大浪池からの新燃岳の景色です。お気に入りです。
新燃岳の様子を見に約3km離れた韓国岳山頂に行くつもりでしたが山頂は雲の中で視界が悪そうなので
標高の低い大浪池に変更しました。
大浪池南周り登山道は新燃岳とほぼ標高が同じで2.5km離れています。
以前は縦走路を一望できる絶景ポイントでした。
霧島連山に近づくにつれ
高千穂峰は雪景色ではありません、灰景色です。
雲ではありません、噴煙です。
大浪池登山口は雪、-6℃、雲の中.....とにかく行ってみます
南国の冬山は最悪!!!昼は+気温で溶け、夜は氷点下で凍る!登山道はツルツルの氷です。
アイゼンをあわてて付けて
大浪池は凍ってます。風も強く吹雪き状態!!....視界がないですね...
展望は期待できませんが、行くだけ行ってみます。
立ち入り禁止区域が3km規制になるとここも立ち入れません、マンサクのきれいな林なのですが....
(この時点ではまだ2km規制中)
やっぱり視界が...見えません....以前は右のように見えていました。
しかしジェット戦闘機が数台同時に離陸しているような音が雲のすぐ先から聞こえてきます。
あまりに寒いので大浪池避難小屋で小休止をして下山しました。
下山し新湯展望台まで来ると雲の晴れ間から新燃岳を見ることができました。
深山キリシマの丘陵もキリシマ三つ葉ツツジのトンネルも.....みんな灰の中
....もう見られないですね~~~
今回新燃岳の様子を見に行ったのは噴火の興味だけでなく
フデリンドウの草原やミヤマキリシマの丘陵やキリシマミツバツツジのトンネルが気になったからでした。
しかしもう見ることはできないです、生きている間には、ね~~。
この火山活動が終息して
100年後いや!もっと300年後またよみがえってくれる事を
願うだけです。
立ち入り禁止範囲が4kmになり
韓国岳も大浪池も入山禁止になりました。
今年はマンサクもミヤマキリシマも見る事ができないですね