「古祖母でアケボノやろ~~」
「久しぶりやね~~」
最も近場でアケボノツツジを観ることが出来るのは尾鈴山
数年前は(2017/0/04/30尾鈴山でアケボノ・・・)でした
その後、登山口までの林道歩きがプラスされ
距離16km、標高差1700m歩かなければ行けなくなり
無理!と言うか・・行く気なし
そこで3年ぶりの古祖母へ
(2019/05/04古祖母、障子岳でアケボノ・・)
29日寒冷前線の通過した夕方から出かけ
道の駅『高千穂』に20時到着、車は連休にしては少なめ
すぐに就寝したものの
エンジンをかけたまま車中泊する方の音で熟睡出来ず・・
予定通り5時起床、予報通りの快晴で
すぐに尾平越えトンネル登山口へ
着くとガスガス・気温4度・相当の風!
「え・・・なんで??」後で原因が判る
外で朝食を食べるどころでは無く
狭い車内でモヤシとウインナーのスープとおにぎりで朝食
7時40分、山頂の天気予報は気温5℃、無風快晴だったのに
冬のような寒さとガスガス強風の中出発
祖母傾縦走路の尾平越えに近づくにつれ
更にガスガスと吹き下ろす冷たい強風に・・
テンション0で画像これ一枚
尾平越え鞍部から縦走路を古祖母方向へ・・
ミツバツツジも咲いているが無視
もう散り始めたアケボノツツジも多く成り
しばらく登ると風も収まり急に明るくなってきて
この時初めて「これ・・雲海や~~~」と気づく
「雲海の上に出た~~」
尾平の谷側(大分県側)も透けてきて
後ろからの日差しにミニブロッケン
「雲海や~~~」「凄いね~~~」
尾平の谷を埋め尽くす雲海の向こうに~~祖母山が祖母島に
白い雲海をバックにアケボノツツジのピンクが映えると思ったが
見わたす限りの雲海の向こうに祖母山と更に遠く久住の山々が~~~
しばしこの景色に見とれる
標高を上げるにつれ満開のアケボノツツジも多く成り
雲海の白とピンクのアケボノツツジ!今度はどうだ
振り返ると尾平越えを大分側から宮崎側に流れ落ちる雲海(ミニ滝雲)
あの中を登って来たのでガスガス冷たい強風だったのです
消え始めた雲海とアケボノツツジ
手前が祖母山、奥が久住連山
尾平の谷の雲海はほとんど消え
アケボノツツジを観ながら標高を上げ
ザックがやたら、でかい理由は
余りの寒さに車に有った、かさばり重い普段着ダウンを入れて来たため
「誰!ダウン持て行け!って言ったの・・もう汗かいてるし」
竹田や豊後大野など久住連山の麓にはまだ一面雲海が~~
その先に由布岳も~~
10時25分古祖母山頂
2人の登山靴はソールの張り替えから戻って来て初おろし
新品ソール~~~さすがに滑らない
満開のアケボノを求め障子岳方向に下り
以前沢山咲いていたと記憶があったが・・
思ったより少なく岩の前でUターン
気持ち悪いほどアセビだけが茂った群生地を抜け
山頂の先まで戻りお昼
今回もそのまま食べてサンドイッチ
焼いてホットサンドと二種類楽しみ
見上げるとハロ現象も~~
下山します
咲いている木毎に立ち止まりながら
密生しているアケボノツツジ
以前からよく声をかけて頂くご夫婦と偶然お会いしたり
母校の高校登山部とすれ違い、50年前の先輩風を吹かせたり
アケボノツツジ毎に撮影したりと山歩き楽しみ
この光景にしばし・・・幸福感に浸る
標高を下げるとミツバツツジ
「霧島も咲いてるやろうね~~」
「新燃斜面も咲いてるやろ~~」
シャクナゲを観たりして
尾平越え分岐を登山口へ・・なぜか2人共ヘロヘロで無言
GPS計測で距離8.2km、時間6時間20分(ランチ休憩50分)、標高差798mのお山歩でした
3年ぶりの古祖母のアケボノツツジでした
しかも素晴らしい雲海付き!
しかし・・
寒冷前線の通過後は雲海が出来る好条件だった事を忘れていて
3時間早く出ていればモルゲンロートに染まる雲海を観られたのにと
悔やみました
アケボノツツジは蕾の株もまだあるものの平均的には終盤かな?
久しぶりお疲れで下山し
翌日も2人共足腰に違和感が・・・
「ひょっとして新品ソールじゃからや~~」
「じゃあね~~」
お疲れの原因は年齢では無く靴のせいと!納得!
世間一般的な連休に2人共通の休みは無く
週末はミツバツツジも咲いてるだろうし、
しばらくご無沙汰している韓国岳と大浪池かな?
えびの高原固有種ノカイドウも気になるしね