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兄弟っていいね

2013年06月18日 17時46分47秒 | スポーツ
 ブラジルには悔しいながら完敗したコンフェデレーションズカップの日本代表。世界の壁を痛感させられたが、日本時間20日のイタリア戦、同23日のメキシコ戦はどうなるだろうか。過去の対戦成績はイタリアとは1分け1敗、メキシコは1勝3敗と、こちらもあまりよくない。しかし、残り2試合で最低でも1勝はしてもらいたいものだし、期待している。
 さて、一方で国内に目を移すとJリーグナビスコカップ8強対決の第1戦が23日にある。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した広島、柏、浦和、仙台が加わっての準々決勝。30日の第2戦を終えると、7月6日からはリーグが再開する。こちらも佳境に入る。どんな展開が待っているか、楽しみな時期が近づいている。
 ところで、けさ、広島の大黒柱のひとり、森和幸選手から電話がかかってきた。「どうしてますか」。いろいろ話す中で彼は心配そうに言った。
 「コウジ(森浩二選手)が練習に出てこないのでね」
 やはり兄弟の兄にしてみれば、一緒に練習しピッチに立ちたい思いが強い。
 今シーズンの弟はケガに泣いている。開幕から3試合先発して3得点に絡んだが、3月下旬に太ももの張りで離脱。練習に復帰した4月中旬には右膝を負傷した。ようやく6月初旬に復帰したが、再び姿が消えた。
 兄貴と違って攻撃的なレフティーは、広島の一つの顔でもある。司令塔の兄貴とのコンビネーションは文句ない。互いに気持ちが通じ合っているから信頼感も抜群だ。これから正念場を迎える夏場に向かって、兄弟でピッチに立ち、ゲームをしたい気持ちは当然だろう。
 「サポートをしてやって、早く復帰させてやれよ」と慰めの言葉をかけたが、兄貴の声はどこか寂しそうだった。互いに元気で、互いに刺激し合って広島の躍進につないでもらいたいのだが…。
 でも、彼の言葉からは、素晴らしい兄弟愛を感じずにはいられなかった。1日も早い復帰を願い、ツインズがそろってピッチで躍動する姿が見たいものである。