日々の移ろい

園の近くの田ではコンバインで稲を刈っていた。
稲刈りといえば手作業は何十年も昔のことらしい。

稲といえば、捨てるところがない優れものという話を聞いた。
勿論お米はもとより、

籾殻(もみがら)は枕の中身に入れたり、
食物を保管するため、また緩衝材としても使える。
もみがらを畑にまき漉き込むと、土がふっくらして、いい土になる。

米をもぎ取った後残った茎は、縄に編むとか、
俵や、ござにもしたそうだ。


田舎の農家で昔テレビもない時代では
(昭和30年、私が生まれる前後)夜食事が終わりラジオをつけ
夫婦は縄を編んだり、繕い物をしたりという生活をしたそうだ。
その傍で、子供は例えば桃農家だったら、
桃に被せるため、紙を折って傘のような物を作って
親の仕事の手伝いをしたそうだ。
何だか、ものはなくても質素なでも幸せそうな生活だ。

縄にする稲も残ると、
最後はお風呂炊き用の燃料として、燃やされたとか。

ね!稲って全部使えるシロモノよね。
先日園で聞いた話でした。
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