Blog ©ヒナ ─半径5メートルの毎日から見渡す世界

ラテンアメリカでの日々(1999〜)、さいたま市(2014〜北浦和:2021〜緑区)での日記を書いています。

奇妙な夏野菜パート2

2021年08月31日 | コロナ禍なので半径五メートルを楽しくしてやろう

 何度も書いてしまいましたが、ボクはさいたま市はさいたま市でも、緑区の農園ばっかある辺鄙なところに済んでいるものですから。

 それはそれは近所に無人野菜販売所がたくさんありまして。

 いつも「種類は少ないが大量で安いスポット」から「いろいろなものが(農家の家の傍なので早くに引きあげなくてもいいので)遅くまで売っているスポット」まで、ひととおり野菜を大量に自転車の籠いっぱいになるまで巡回する経路があります。

 で、その最後のスポットでヘンテコな野菜が、これまた100円で売ってまして。

 これです。

 ま、みるからに瓜の仲間なのはわかりますが、名前に「素麺カボチャ」とあります。

 「なんだろう?」とおもってるといつものオバちゃんが出てきて。

 なにやら説明を聞くと面白そうなので買ってみました。

 ナカタは基本、レシピをググって料理をするのが大嫌いです。

 料理なんて、楽しくするからオモシロイのであって。

 自分で「あーだこーだ」考えながら、行き当たりバッタリでやるのがベストかと。

 ということで、「かぼちゃ」というからには、まずはチョコっと塩を入れた沸騰鍋にブッ込むべしと。

 案の定、ダイソーでそれはそれは苦労して手に入れた(100円ではありません。過去にコレについては長々と記事を書きました。10000円くらい商品を買いました)マッダームな包丁を入れるも、「かぼちゃ」であるからして同じくまぁ固いこと固いこと。

 これ、ガチでやらんとヘタに包丁スベったら指ごとざっくり行ってまうな、と思い、もはや格闘。

 やっとこさ割れる。

 こんなことにゃぁ、まずはカボチャのように、一分ほどレンチンするべきだった(レンチンしたら包丁でかなり割りやすくなります)。

 で、まぁ、カボチャなので、中の種は取るんだろうなとは思いましたが。

 むかし、ラオスで夕方に流れてるかどうかすらわからんくらいのマッタリした河を見ながらビールを飲んでる時、究極に貧乏そうな農家の小さな兄妹から、よくヒマワリの種を炒ったのをツマミに買ってたな、などと想い出し。

 これもどう見ても食物繊維のサプリを超えてるとしか思えないので、炒めて食そうと捨てずにおいた。

 で、ホンチャンに戻る。

 鍋にブッ込んで。ひたすら煮るべし。

 なんかオバちゃんが、茹でたら中から素麺みたいなのが出てくるというので、あんまりグズグズ煮ても、とおもい、テキトーに爪楊枝が刺さるくらいでストップ。

 ザルに挙げてみたら、まぁ、あらホント。

 だいたい想像が付いておられるかとは思いますが、この辺でもはや飽きてます。

 少しツマむと、何やら表現し難い、ヨキ食感。

 でも、もうここからさらに何かに変化させて晩ご飯のおかずにするほど、やる気なんてありません。

 ということで、冷凍室に直行。少しだけ取り置きましたが。

 

 さて、まぁ、チョコっと取り置いたヤツも、もうやる気無いので、さらっと家の前の駐車場からパクってきた紫蘇と梅干しをトッピングしてポン酢で。

 なかなかの美味です。

 でも、いい加減おなかが減ったし、こんなもの食べたところで大しておなかが膨れるとは思わない。

 といことで、埼玉県民の頼もしいライフライン、格安食料品スーパーYaokoにて、半額で買ってきて冷凍庫にブッ込んでたゴボウとニンジンの短冊をこれまた雑にボールにブッ込んで解凍して。

 きんぴらゴボウの作り置きを。これで100円だから、イオンで人工物入れまくりの惣菜を買う気になれん。

 ということで、これまた半額で買ってきて冷凍室にブッ込んでた鰯の一夜干しを凍ったままグリルに入れて。

 晩ご飯のできあがり。

 一時間ほど「素麺カボチャ」の仕込みを遊んで、それはほぼほぼ冷凍室に投げ捨てて。

 やっぱり晩ご飯。準備は正味15分。

 ごちそうさまでした。

 ちなみに、例のとっておいた種の方が化けました。

 

 塩と胡椒をかけて、バターをちょっと入れて。

 アル中で死にかけた去年なら、これでナカタの神の水、「神の河」一本は行けてるな。


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