パリにある、ギャラリーTOKO SHOW ROOMのアドバイザーの西川さんという方から、越前焼のハンガリーのステファナ城で開催される、国際展覧会(11月5日から12月まで、最終日は確定していない)・親善演奏会へ作歌したらどうかとの提案があり、即刻その提案を受けた。まず、10個程度の在庫が私の家にあるため、家で眠っているよりは、多くの方々の目に触れたほうがよいと判断したためだ。
ところが、運送費がほかの絵画や、書道作品や、越前焼などすべての作品は、200KGだそうだ。陶器は、越前焼だけだが、今までパリで2回展覧会をしたため、その資料を仲間に頼んで、フランス語から英語に翻訳してもらっている。今はそのための寄付金を集めている。
日本へ一時帰国したのは、8月19日から9月23日までだった。名古屋の中部国際空港へ降り立った。そこから福井までは、特急で2時間だった。母が駅まで迎えに来てくれた。
その後、越前焼の作家にあったり、窯元を訪問して話をしたりした。今回は、パリに展覧会で、半分以上売れたことで、売上金をもって窯元を歩くと、皆、作品が返ってくるかと思ったーと喜んでくれる。昼食まで用意してくれた近藤夫妻は暖かい。
越前焼きも渋いものだけではなく、うわぐすりを使った作品,薪窯、電気釜、ガス釜などで生産量を挙げている。基本は薪窯で、作成するのが歴史的・伝統的なやり方だ。
次はハンガリー行になった。私も行かなければならなくなった。準備も一人でしなければいけない。やっと飛行機のチケットを買った。