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まず校舎を広角で。
ここでは自律移動ロボットが芝刈りをしています。
キャンパスは白山麓にあり、1、2年はここで過ごす全寮制教育が特徴です。
外国人教員が半数を占め、科学、科学技術、工学、アート、数学(STEAM)や、コンピュータなど、ほぼすべてを英語で行います。
ボルダリングの施設もあり、体育もニュージーランド出身の教員が教えています。
3年は1年間のニュージーランド留学、4年、5年は金沢工業大学の学生と一緒に研究活動などに取り組みます。
国内の高等教育機関では珍しく、金沢工業大学、国際高専ともCDIOという工学教育の世界標準を採り入れているので、Conceive→Design→Implement→Operate、つまり、何が課題で何が求められているのかを考え、アイデアは設計し、実行し、実際に運用・操作することで学びを深めていきます。
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玄関には高専ロボコンに出場したロボットが展示されています。
同じ玄関には全日空が開発したANAアバターも置かれてありました。分身ロボットです。
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2階への大階段ですが、こちらでは成果発表も行われます。
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アイデアはすぐ形にできるようレーザカッターや3Dプリンタが置かれてあります。
生物模倣で作ったロボットで使うギアも学生がオリジナルで作ったのだそうです。中学を卒業したばかり、高校生で言えば1、2年生なので驚きます。
学生が実際に作った作品も展示されていました。
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学生が自作した自動消毒装置。
カメラの前に立つと消毒薬が手に噴射されます。手をポンプに触れる必要がなくて、これは理工系学生ならではのいい発想です。
装置はセンサとプログラミングで作られています。
向かいにある道の駅瀬女にしばらく設置していただき、改善に活かしたそうです。
身近なところから問題を発見し、解決していく一例ですね。
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教室の後ろにはられてあったポスター。
ポスターも英語でまとめ発表します。
外国人の先生はノリを大事にするようで、たまにスペルが間違っていても関係ないようです。
確かに国際会議などの英語を聴いても、全員ネイティブが話すような英語で話しているわけではありません。癖のある英語の方がむしろ普通だと思います。
だんまりが一番悪いわけで、学生は萎縮せず、英語を使おうと思えていいです。
教室のガラス窓にも数式が書かれてありました。日本ぽくないのが面白いです。
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学生には1人1台マイクロソフトのSurfaceが配布されていて、こちらでプログラミングや画像編集など学び、課題解決に活かします。
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全寮制と言う事もあり、19時半から21時半も、こちらで"夜の学校"が行われます。
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鳥は学園のマスコット、ドリバーです。
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こちらの看板も学生手作り。
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朝から夜までゆったり過ごせるよう居住空間も考えられています。
この屋根は、当事者ながら見事な設計です。
今回はご紹介できませんが、キャンパスの中には比咩の湯という人気の温泉施設があります。学生は無料。一般の方は500円で利用できます。
比咩の湯は一般の方も自由に出入りでき利用できますが、校舎があるキャンパスは無許可では入れません。
以下は個人的なことですが、実は昨日、キバナコスモスを撮影した後、自家用車をデミオの中古に変えました。
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中古でしたが、「ブルートゥース」とつぶやくとスマホのアマゾンミュージックが聴けるといった音声認識機能もあり、10年間で車も変わったんですね。浦島太郎状態です。
白山麓キャンパスに来たついでに調子に乗って朝一番で撮影したのですが、守衛さんには完璧に不審者に見られました。良い子は真似しないでね。
それでは。