これからの季節、着物の上に着るものに、コートや羽織がありまね。
あまりコーデの決まり事に重箱の隅を突くようなことはしたくないのですが…
羽織は格式高い着物、訪問着などに合わせるには向いていません。
と言っても昔は男性だけに限られていたそうです。
紋付羽織が男性の一番格式ある装いだったのでしょう。
その後、羽織は洋装でいうところのジャケットにあたるそうです。
それでコートは玄関先で脱ぎますが、
羽織は脱がずにそのままで大丈夫です。
訪問着など礼装、正装の時には道行きコートを着ます。
ちょっと,TP0、ビジティングドレスを意識してみるとよいでしょう。
着物のコートには、大切なきものを、ほこりや汚れから守る(塵よけ)
という意味もあり、冬場のお出かけには防寒着とともに欠かせません。
道行にはいろいろな衿の形があります。
訪問着などには、NHK大河ドラマで篤姫がはおっていた「被布衿」等も
素敵ではないかしら。
また、コートの素材はいろいろです。一枚目は切りビロード、二枚目は
膨れ織、三枚目は大胆な唐草模様が素敵でしたが、
お店で売れてしまいました。
ところでご注意が一つ。
コートや羽織をお召しになる時、着物の袖の方が長く
道行の袖のほうが短ければ大丈夫ですが,
反対だとお着物のお袖がスカスカ見えるので良くないですね。
これはお着物と長襦袢の関係についても言えるでしょう。
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