両方ともお召しです。
お召しは織りの着物で織物の中では最高級品です。
たて糸に強いよりがかけてある為、縮緬のように生地にしたのち
染める事は難しく、先織、織で柄が表現されます。
生地に張りがあると共に絹のしなやかさもありますが、
雨に弱いということです。
ところでどの御品も素敵な赤でしょう?
とても印象的、日本の赤です。
でも、赤も色々…
月桂冠のCMで「日本の赤は瞼に熱い 日本の赤は心に融ける
花鳥風月 月桂冠」と言うキャッチコピーがありましたが、
最初の鳥居の朱赤ではありません。
菊模様の羽織は黒みがかった赤、道行の方は、
蛍光色のような赤です。
紅葉の赤の季節も足早に去って、
いよいよ冬将軍がやってきますね。
衣の冬仕度も手抜かりのないように備えましょう。
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金田律子
karin
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