大好きだった友、Nさんも急死されたとの電話が…
Sさんを交えて湯布院に行きたいと願っていたのにです。
もうその願いは叶うことはありません。
今までもご一緒に旅に出かける機会はあったのですが、
何しろ私がかごの鳥で、主人に気を使って行けませんでした。
せめてSさんと在りし日のNさんを偲んで泣けるだけ泣きたいです。
思えば,Nさんのご主人と私の実家が遠縁に当たり、母が
偶然にお会いしたご主人にお宅訪問の約束をしたのです。
ご主人は留守で、
奥様であるNさんが母と私、義理の妹をもてなしてくださり、
その後染め物の先生をしておられた彼女と
親交を持つようになりました。
聞けばあまりにも私の夫と似ているご主人でした。
相手を支配し、自分の思いどおりになって欲しい、
つまりお母さん代わりの妻を求めているのです。
そんな中で嫁いだ最初のころは、
ご主人はお勤めなので、留守を守って家業を手伝い、
お姑さんをみとられました。
ご主人の退職後はご想像通り、自由が制限されました。
私の場合は幸か不幸か才能なしで、
それでも信仰における最小限度の事が出来れば良しとしました。
彼女はある出来事から家に帰ることが出来なくなり、
その後離婚されましたが、
父親の介護等で思うような創作活動はできなかったようです。
彼女は惜しみなく出し渋ることなく寛大に技術を教える人でした。
そしてそれを心から楽しむ人でした。
名は良い油に,死ぬ日は生まれる日に勝る。(伝道の書 7:1)
どうして,死ぬ日は生まれる日に勝るのでしょうか。
人は生まれたときには何の評判もありませんがその後の生き方で,
良い評判を得たり、何かを成し遂げたりすることにより
死ぬ日は生まれる日に勝ると言えます。
この聖句が私からの彼女へのせめてのありがとうの気持ちです。
長くなりそうなので続きは又…
お写真は最後にN先生と染めた桜染です。
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