柔らかで素敵な色のガーゼを襟に配置しました。
これもアンティークです。全体にひなびた雰囲気が好きです。
本当は襟外回りを紐で結んだり、裾剥ぎ合わせ部分にも
紐でシャーリングして左わきのスリット部分でリボン結びが
出来るようにデザインしてあるのですが、
ぴったりの紐が見つからなくそのままにしてあります。
そして今日もエントロピー講座を…
ここまで読んでくださる方がおられるかは疑問ですが…
宇宙全体にわたる秩序もエントロピーの法則に従って、
全く無秩序の方向に変わるのではないでしょうか。
ところが,このことは宇宙に生じていないように思われます。
数学者ロジャー・ペンローズは,観測しうる宇宙の無秩序さについて
研究しようとしてそのことを見いだしたそうです。
つまり、宇宙は整然としたかたちで始まり,依然として
高度に組織的な状態を保ってきた,ということになります。
天文物理学者や科学者は
『宇宙がこれほど整然たる姿に出来上がっていて、
混沌に至っていないのか不思議に思っているそうです。
例えば西暦16世紀以前のヨーロッパの科学者たちは、
恒星は永久に変わらないとする
アリストテレスの考えを支持していましたが、
恒星の大爆発である超新星が観察されて以来,
恒星がそのような爆発によって消滅したり,ゆっくり燃え尽きたり,
崩壊したりする場合があるのを観察してきました。
またその一方で,“星の揺りかご”,
つまり古い星の爆発によってできた濃密なガスの雲の中で,
新しい星が育つ様子も観察してきました。』
ですから,先にご紹介した詩編 102編25‐27節の
天体を古びたなら取り替えられる衣服になぞらえた
聖書筆者の表現は全く適切です。
古代のこの詩編作者が,
現代における発見と見事に調和した言葉を書けたのは,
実に驚くべきことではないでしょうか。
次回で自分のためのエントロピー講座は終了です。
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