たまねこ*古布とmy garden

お花見&知られていない神に

昨日の夕方、家族でマンションの裏の公園でお花見をしました。

少し散りかけた桜吹雪がとても風情があり和みました。

孫たちも思い思いに遊びまわって楽しいひと時を過ごしました。

桜といえばこの花をこの上なく愛した、西行を思い浮かべます。

以前紹介した志村忠夫著作の「自然現象はなぜ数式で

記述できるのか」で

『アインシュタインが述べる”宗教心”、そして、

私が述べる "Something Great" は、西行(1118-1190)が

伊勢神宮を訪れた時に詠んだ

「なにごとのおはしますかは 知らねども 

かたじけなさに 涙こぼるる」の中の「かたじけなさ」に

共通するもでしょう』。とあとがきで述べておられます。

しかし僧侶が神道に「しらねども」と言いつつ感動するとは、

奇妙に思われる方もおられるかもですね。

聖書にも興味深い記述があります。

「アテネの皆さん,わたしは,あなたがたがすべての事において,

他の人たち以上に神々への恐れの念を厚くいだいておられる

様子を見ました。

例えば,歩きながらあなたがたの崇敬の対象となっているものを

注意深く見ているうちに,わたしは,

『知られていない神に』と刻み込まれた祭壇も見つけました。

それですから,あなたがたが知らないで敬神の情を

ささげているもの,それをわたしはあなたがたに

広めているのです」。(使行 17:22,23,)

“Men of Athens, I see that in all things you seem to be more given to the fear of the deities than others are. For instance, while passing along and carefully observing your objects of veneration, I found even an altar on which had been inscribed ‘To an Unknown God.’ Therefore, what you are unknowingly worshipping, this I am declaring to you.

パウロは冷静に、客観的な見方で"Something Great"について

人々の道理に訴えていたのです。

最後に志村忠夫氏は

『私は、「なにごとのおはしますかは知らねども かたじけなさに」

涙をこぼしつつ、自然、宇宙の驚異に感嘆し続けるほかは

なさそうです』。と結んでおられます。





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