またディーラーに後付けのアルミホイールを買いに行って『製造元はこの品番のホイールが貴方の車に合うと言っている。但し、うちで間違いなく付くという保証はしないし、万が一付かなくても返金できない』 それどころか 『うちではホイールの販売はしているだけなので、金をもらっても組換え作業は出来ない。自分でやって欲しい』 と言われた日にはぶち切れるだろう。
間違いなく、ユーザーはそのディーラーには二度と行かず、おそらくそこは2~3年で潰れるのではないだろうか。普通に車を扱う店ではありえない対応だからだ。それなのに、ある種の商品に関しては、これが成り立つから不思議なのだ。いちばん判らないのは専門家と称する連中や、愛好家と言われる人達がこのようなやり方を認めていることだ。
数年前にXPがインストールされたパソコンを買った。そして、すぐにユーザー登録をしたにもかかわらず、DMで不具合解消の連絡が来たことは一度も無い。何かあれば、製造元のHPを見て修正ソフトをダウンロードして直してきた。そう。そのふざけた、ある種の業界とはパソコンの世界(笑)。
確かに人の命に関わる車のリコールと一緒には出来ないかもしれないが、某メーカーの出した冬向けのPC・・・火が出て暖かくなる電池が組まれていたそうだ・・の時も緊迫感は感じなかった。どうもPCの場合、自分で対処するのが当たり前という常識が主流のようだ。ベテランほどそれを強く感じる。
秋葉原の量産店で部品を買おうとしたことがある。その時に店の兄ちゃんが力説したのが、①製造元は取り付け可能と言っている ②当店で取り付け可能の保証はしない、の一点張りだった。可哀想だとは思ったが、捨て台詞を吐いてそこを後にした。『あんた、ガキの使いか』
次に入った小さい店の主人は間違いなく付きますと言い切った。ついそこで前の店の話をしてしまった。付かないなんて例はほとんど無いのだったら、ああいう売り方は自分の首をしめるようなもんだと。きっとその店の人は、不具合があった時の為に、そういう風に言えといわれているのでしょうね。そう主人は苦笑いをしながら言った。
最近、かく言うぼーずもパソコンに多少は慣れた為か、はたまた歳で性格が丸くなったのか、PCとはこういうものだと考えることが多くなってしまった。おかしいのは絶対に向こうの方だ。あっちが態度を改めるまで、しつこく言い続けてやろうと自分に誓うぼーずであった。
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