『西暦2525年』は筆者が高校生の頃に流行ったゼーガーとエヴァンスというフォークロックDuo (と当時は言われていた・・・多分)がヒットさせた曲の邦題である。結構気に入ってEP盤を買った覚えがあり、未だにMyカラオケナンバーの一つでもある。内容は2525年、まだ男が生存して女が生き残っていたら・・・で始まる。今なら男女は反対だろうな・・・生き残る努力がいるのは男の方(笑)
その後、3535年には真実を語ったり、嘘をつく必要もない。君が考え、行い、そして言った事は総て君が今日飲んだ錠剤に入ってると続く。4545、5555と上がり9595年、もはや人類は存在してるかが判らない・・・でエンディング。まぁありそうな世界であることは確かだった。
この西暦2525年に戻ると、かなり確かなのは日本が佐藤さんだらけになってるようだ。4月1日の毎日新聞には『2531年、日本人は全員 佐藤さん? 夫婦同姓制度、続いた場合』という記事が記載されていた。てっきりエープリルフールの記事だと思い、毎日もやるなぁと思っていたら・・・真面目な記事だった(笑)。
記事を一読すれば納得できた上、他紙でも同じ記事が掲載されていた。この夫婦同姓制度が続いた場合というのがミソだと思う。聞いたような名前ばかりになるのは面白くないし、区別に困る。ガキの頃、予約した栂池スキー宿の場所を忘れたままタクシーで向かい、民宿名じゃ運ちゃんが判らんと言うので『猪俣さんって言いますが』と言ったら『この辺、みんな猪俣だよ』と言われたのを思い出した。
しかし、これで夫婦別性制度が進むとも思えないなぁ。頭の凝り固まった自民党のことだ、別性は認めずに『夫婦の姓は少数派の姓を名乗るべし』というような法案を出しかねない気がする。お手並み拝見だな。