少し前になるが、オリンピック組織委員長の辞任、新任の騒ぎは酷かった。渦中にいた、元Jリーグチェアマンの川淵氏は『何でもかんでも老害にするな。不愉快だ』と憤っていた。「確かに森氏は若い頃から今と同じ程度のバカだったから、老衰でああなったわけではない」と同意はするものの、引責辞任した人間に請われて会長を引き受けた川淵氏は老害としか言えないとも思う。不祥事で辞めた奴が後任を決めるか?!!
悲しいことに、歳を取ると気力・実行力は落ちてゆく。柳生新陰流の極意は『昨日の我に、今日勝たん』という凄まじいものだが、筆者は毎日昨日の自分に負けている。ただ、歳食った分、経験値が増えているので想像力・判断力は何とかなりそうな気がしていたのだが・・・・
日中の温度が暑くも寒くもないという季節になり、アサコとボール拾いのトレーニングを始めた。調子がいいと10本くらいは平気なアサだが、ワンコのやる気が乏しい日は早めに終えるようにしている。この日も足元まで来なくなり『ヒトに全部やらせんと、自分でも取りに来いよ』とサボリだしたのでラスト2本で止めようとしていたら爺ぃが後ろから入って来てゲートボールのゴールを置いていった。
アサが爺ぃに飛びつくといけないので必死でロープを手繰る。今度は着いてきた婆さんがボールを取ろうとしだした。触るな、バカ!!とは言えないので「訓練なんで置いといて」と叫んでいるのに、こっちに転がしてきた。こっちがロングリード押さえてなかったら、アサの厳しいしつけを受けてたぞ、バカタレ!!何なら今度お前が打ったゲートボール投げ返してやろうか!
そのまま、ジジババの集合場所に戻って行ったので、わざわざ文句を言うのも面倒で帰って来たが、ゴールは置かれたままだった。ここでボール拾いをしているのだから、ゴールを置けば長いリードが絡まるくらい想像がつかないのだろうか。想像力欠如の老害を目の当たりにした。
こういう連中は言わなきゃ判らない。リードを手繰るのに必死でその場では言えなかったが、後で言いに行くべきだったと後悔している。後日、また同じグループが集まっていたが、すでに子供たちがサッカーをやっていた。ザマァ~ミロ(笑)。よーし、こっちも次回はどかんからな!!江戸の敵は江戸で打つ。