途中で気が付いた。これ観たらイカン奴だったぁ~(笑)。1作目、エイリアンはプレディターの度胸試しの為に飼われている設定だった。いわば闘牛の牛。娯楽では無さそうなのでマサイ族のライオンだろうか。なんじゃそれ?マサイ族の大人になる儀式にヤリ一本でライオンを倒すというものがあるそうだ。
松本仁一氏のアフリカシリーズ(『アフリカで寝る』、『アフリカを食べる』どちらも文庫になっていてお勧め)のどちらかに書いてあったのだが、年頃になると男だけで共同生活を始め、そこで『お前なら絶対にライオンを倒せる』という強烈なマインドコントロールを受け、かなりの確立で彼らは成し遂げるのだという。
そう。このかなりの確立が大事なのだ。大人の半分以上が成人の通過儀礼で死んでいては話にならない。ちょっとやる気にならんが、やる気になったら出来るというところにゴールを置くのは自然だと思う。
所がプレディターにとってもエイリアンは強敵なのだ。こんな危ないもんで度胸試しをするなちゅうねん。1作目でプレディターは気軽にやられる。その後、その場に巻き込まれた地球人のサバイバルを描いたのがこの映画の主題だった。実のところどんな終わり方をしたのかよく覚えていない。ただ『ナメてんのか』もう観ないぞと心に誓ったことだけは覚えている。
ああそれなのに・・・また、観てしまったのだ。1作目よりはやり手のプレディターが出ては来た。もう映画も終わったことだし、ネタばれも許されるだろう。度胸試しの相手にプレディターの宇宙船は全滅(笑)それを知った一人のプレディターがエイリアンをやつけに来るのだ、こいつは強かった。但しエイリアンの増殖速度がめちゃめちゃ速くなっている。こんなんありか(笑)。
最高に可笑しいのはプレディターの中で大きくなったエイリアンはプレデリアンといって更に凶暴な怪物になる。終わる間際に1作目に出てきた科学者がちらっと出てきた。賭けてもいい。映画会社は3作目を作る気でいる(笑)次こそは何があっても見ないぞー、と心に誓う。ま、いつものパターンだ。また観てしまうのかなぁ。情けないぞ、弱気のぼーず。
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