その昔、『美味しんぼ』というマンガを愛読していた。最初は有名店迎合主義を嫌悪する姿勢を貫き、恨みシュランの香りがして好きだったのだが、このネタをレストランでやるエセ雄山クン達に嫌気がさし、あまり読まなくなってしまった。更に云うなら、表情の無い絵に違和感を感じたし、韃靼ユッケと言えるタルタルステーキに湯気を書き込む漫画家に、そりゃないだろうと(笑)・・・知らないなら原作者に聞けよ。
近所に究極のハンバーグなるものを出す店がある。↑ 確かに美味しいのだが、価格的に納得がいかん。セットで3千円弱・・・だったらフォアグラを付けたり、食後のコーヒーを止めんか!とお店に怒られるかもしれん(笑)。ま、個人的感想なのでその辺は適当に聞き流して欲しい。
究極があれば至高のハンバーグを出したいところだが、今の所トライアルなので試行のハンバーグかな。威張れるところはミンチを使わず、牛スライス1Kgを使用。
これを縦横に刻んでから、出刃で叩きミンチに。
玉葱は甘味を出すよう飴色に炒めたものと、シャキシャキ感を生むように生のみじん切りと二種類を使用。さらにニンニクと玉葱のみじん切りを弱火で炒めたものを加える。
繋ぎは一般的なパン粉でなく焼き麩を刻んで粉にしたものを使う。
結構な量を使うが、パン粉のような無駄なモサモサ感が無く、これにミルクと赤ワインを含ませるとしっとり仕上がる。
更に全卵を加え、掴んでは混ぜて粘りが出るまで温度を上げないよう気を付けて練り上げる。最初は卵無しにこだわったが、入れた方が肉汁を良く抱えてくれ、よりおいしくなる気がする。
ちょいと味見用に小さいのを焼いてみた。本番用は成形後、冷蔵庫で寝かすと焼きやすくなる。熱したフライパンにタネを載せ、蓋をして弱火で両面を焼く。今回、冷たいフライパンに載せ、いきなり焼いたのでちょっと形悪し(笑)。
ドミグラスソースをかけてミニロコモコにしてみた。本体の味は某店と張り合えると思う・・・多分(笑)。卵は温泉卵を使ったが、目玉焼きの方が見栄えがしたと後悔する。
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