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深夜映画

先週、立て続けに深夜映画に行ってしまった。但し、日活ロマンなんちゃらではない・・・なんて言っても今の人には???だろうなぁ。70年代に深夜映画と言えばヤクザもんかロマンポルノだった。深夜と言うよりは映画館の終夜営業。今みたいに漫画喫茶が無い頃は終電を逃した後、始発まで気楽に時間を潰せる場所でもあった。

当時、カプセルホテルも無い訳ではなかったが映画よりかなり割高で数も限られていた。この歳で椅子に座って寝たりすれば首をいわすこと必至であるが、20代ではまず問題なし。ただ、当時のロマンポルノは若手監督の登竜門という一面を持ち、結構見ごたえのある作品があった。そういう時は寝不足になる(笑)。

先週行った深夜映画を正しく言うとシネコンの最終上映。“96時間/レクイエム”と“ホビット 決戦のゆくえ”どちらも行こうと思いながら封切直後は混むからとぐずぐずしていたのがいけなかった。風邪で寝込んだのがたたり、気が付けば2作とも終了直前(笑)

まず、翌週は上映予定が未定になっている96時間から観に行った。リュック=ベッソン制作の続き物で三作目。数年前にこの一作を見たが非常に面白かった。主演は多くのユダヤ人を救ったシンドラー・・・あ、別の映画ですな・・・役だった、リーアム=ニーソン。題名の96時間は『誘拐された被害者が無事でいるリミット』という4日間から来ている。

このおとっつぁん元CIAの凄腕という設定なのだが、元妻に育てられている娘にはからっきし弱い。弱みを持つプロはベッソンの十八番だな。一作目では誘拐犯に襲われ助けを求める娘をベッドの下に誘導し、携帯電話で『この後、お前は捕まる』と告げたうえで冷静にその後の指示をするシーンは未だにはっきりと覚えている。

この初作に比べると今一つインパクトに欠けると言うのが正直な感想だ。元妻再婚相手の変化について行けないと言うよりも、余りにひねくり過ぎたストーリーに無理があるという気がする。ベッソン君、一言忠告したい『第四作は作らない方がいいぞ』

あ、ホビットについて語る場所が無くなった・・・これは後ほどに(笑)
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