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珈琲春秋

現在はカフェイン中毒?の身だが、家庭で美味いコーヒーが淹れられると知ったのは高校時代に友人のオチの家で飲ませてもらったからだったと思う。その彼が高校の文化祭でロック喫茶をやろうと言い出した。そこで当時溜まり場になっていた夙川の“禅”のマスターに業務用の粉やネルの濾し布を分けてもらい、大量に作る場合のコツなども教わった。

1杯50円で売ったのだが、当時最高のブレンドがキロ800円という信じられん低価格だったために結構な売り上げとなった。なんせ普通の喫茶店は一人前8g位しか使わない。贅沢に10g使っても1Kgあれば100杯分が取れる。生クリームや砂糖を買っても充分にペイする。

確か仕入代は実行委員から借り入れ、後で返すというものだった。文化祭という事で抑えた価格にと言われていたのだが、終わってから喫茶担当の3人が各千円の裏金を手にしたのだからかなりの杯数が出た訳だ。味に関しては一度に数人分をネルのドリップで作り、我ながら完璧。自称コーヒーにはうるさいオッサン(社会科、阪上教諭の渾名)にも誉めてもらえたほどだった。

退職してから、ほぼ毎日コーヒーを淹れているが手軽な紙フィルターを使っている。でも時間は嫌ほどあるんだしと、ネルドリップに戻してみた。ネルの面倒な点は、新品時は糊が残っているのでよく洗う事。また使い終わった後も良く水洗いし水に浸けたまま冷蔵庫で保管しなければならないことだ。





今回は袋状に縫ったネルを買ったが、まず良く洗う。その後糊や余計なものを取り去るため、暫く水煮。

流水で何度も洗ったものを、コーヒー滓を入れた鍋で再び煮沸。これでネルの匂いが抜ける。



この後、再度水洗いし、押さえて絞った袋に粉を入れる。これからは紙フィルターと同じ。写真は少量の湯を注ぎ蒸らしているところ。



その後、定量の湯を注ぎ抽出中。3~4人用のフィルターを求めたのだがホルダーを使わないと2人用くらいしか取れない。



はい、透明度も高く、薫り高いコーヒーが入ったと自画自賛(笑)。近所の焙煎所で求めた豆なのだが、そこで淹れてくれたものより美味いぞ(爆)



はっきり言って、恐らくネルと紙の違いは飲み比べても判らないと思う。ただ、粉をセットせず紙のフィルターに湯を注ぎ、カップに受けたものを飲んでみて欲しい。明らかにいがらっぽい味がするのだ。これが入っていないと思えば、手間も気にならなく・・・なるかも(笑)。さて何時まで続くか?



近所のハウスブレンド。いい味してるけど、個人的にはもう少しローストして欲しいかな。ブラックならほぼカロリー0のコーヒーなのになぜヘビメタ(ボ)日記??と思われた方へ。僕は大盛りスパの後は必ずコーヒーが飲みたくなる。今回はソースのよく絡む、フェットチーネで行ってみた。

コメント一覧

やっくん
おっさん、聴く音楽もbiやったな(笑

つうか、パスタ美味そう......
ひげぼーず
ロック喫茶と言いながら、Jazzもかけてたんや。

ピーターソンのLPは大谷亮介から借りたんやけど、エヴァンス好きの俺が『こいつのピアノ、音が多過ぎてへたくそ』とけなしたら、怒ってLP引き上げると言い出したことがあったな(笑)
やっくん
懐かしいね.....
John Mayallのデカいポスターが貼ってあって、JanisのPearlをかけてもろた。
翌年の文化祭はわいらがロック喫茶やったけど、ちょっとブラックな感じの店にして校長に目を付けられたなぁ。。
店(?)に来てたKCの子をナンパして嫁さんにまでしたのがOさんや。
しかし、、ある意味責任取っとるな (笑
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