玄関のベルが鳴った。日曜の午前中なんで宅急便かとドアを開けると若い男性が立っていた。『財布落とされませんでした?』と手に愛用の財布が。町内会で清掃中に隣人が見つけたので免許の住所に届けてくれたという。お礼を言いながら「むき出しで失礼ですが」と謝礼を渡そうとしたが拾ったのは別人だと断られる。「町内会の集まりで・・」と食い下がったが逃げるように車で帰って行かれた。
親切な人で助かった。現金は3万程度しか入れていなかったが、幼稚園からの友人がレザークラフト職人になり、財布は彼の手作り品。おまけに中身は銀行のキャッシュカード・クレジットカード・免許証・保険証と再発行の面倒なものがずらり。・・・なんで面倒と知ってる??30年前にも落としたことがあるから(爆)
その時は落とした場所まで判っていたのに・・。西武新宿線、上石神井近くで踏切待ちをしていた時、緩んだフルフェイスのシールドを硬貨で締めた。有名な開かずの踏切だったが、重なることなく1本で開き、慌てて尻のポケットに財布を入れたつもりで落としたのだろう。
警察に届けたが、音沙汰の無いまま2ヵ月が経った頃だった。突然、小金井郵便局から大きな封筒が届いた。開けてみると現金以外の財布の中身。メモには担当区内のポストに投げ入れてあったという事だった。現金とゴルトプファイルの財布(こいつが高かった)は拾い主の役得となったらしい。盗って直ぐに残りを返せば許してやるが、2ヵ月も悩むなよ、小心モン。
そもそも裏起毛スエットパンツのポケットが滑り易かったからイカンのだ、今度はパーカーのポケットに財布を収めて西宮市民の善意に感謝しながら、婆さんの着替えを病院に届けて帰ってきた。昼過ぎに電話がかかってきて、出ると近所の派出所。『お財布預かってます』・・・またぁ?!ボケたかワシ。1日に2回も・・しかも両方戻ってくるし。
パーカーを探るが、財布は無し・・・向うにあるから電話くれてるっちゅうねん。いつものパーカーよりポケットが浅いのに気付く。今回は警察経由なんで2~3枚の書類を書かされたが、今回の拾い主も謝礼受け取りを拒否し、名を告げることなく立ち去ったそうだ。カッコいいぞ西宮市民・・・しかし、ワシ、何をやってるのかね。
ツアー最終日だがFridgeの面々、疲れも見せず迫力ある演奏を聴かせてくれた。これで年内、兵庫県でのライブは最後となった。残すは大晦日のS.O.Raだけだな。
最新の画像もっと見る
最近の「ひげぼーずのつぶやき」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事