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先斗町テーマ曲

五代目柳家小さん師匠から聞いた話だが、蕎麦屋の机に楊枝入れが置いてあるのを見て『ばちだなぁ』とつぶやいた人がいたそうだ。“ばち”とは場違いのことで、噛まずに飲み込むのが作法(ごく一部の地域だと思うが)の蕎麦に楊枝は不要と言いたかったらしい。海老天を食っていて尻尾の棘が虫歯に突き刺さり悶絶した御仁もおられるんだから蕎麦屋にだって楊枝くらいは置いてやれよ。

そして、小さん師匠が蕎麦をすすっていると(手繰ってるとは断じて言わんワシ)周りから「粋だねぇ」「さすが江戸っ子」と声がかかるそうだ。『たまにはあっしだって噛んで食いたいやね』と苦笑しておられた(笑)。まったく、江戸っ子とは面倒な生き方だな・・・(あ、一部に喧嘩売ったかも?)。



『ねぇ、Barに角打ちって名前は場違いじゃない?』恐る恐る客席に尋ねたのは角打ちシスターズのお二人。11日、京都先斗町のBarスターダストクラブでのライブオープニングだった。菅首相の言いぐさではないが『全くそんなことはない』(笑)。



遠距離Duoなので八ちゃんが尾道から来てくれないとなかなか聴く機会のない角打ち姉妹(二人で東京という時もあったが)。何度もライブを重ね、こなれて来たなと感じる。当初は八ちゃんのヴォーカル比重が高かったのだが、最近は代わりばんこで歌っている。



ブルースは当たり前に歌う彼女たちだが、この日真紀ちゃんの選曲は“燃えるブンブン”。70年中頃だったと思うが、バラエティー番組“うわさのチャンネル”に突然「乳揉め~!」と叫ぶマギー=ミネンコというハーフがいた。ある日、番組内でレノンのMind Gamesをしっとり歌い上げ『やるなぁ』と思ったら、すぐにこの“燃えブン”で歌手デビューを果たした。多分、真紀ちゃんは幼女時代、良く見つけてきたな(笑)。確かFridgeの全員歌いますイベントでもこれを歌ってくれた覚えがある。



いつもいい曲を引っ張ってくる八ちゃんだが、この日のヒットは“ウィスキーがお好きでしょ”。未だにCMのバックで使われているが、こんな素敵な曲だったんだと改めて認識する。そして雪こそないが先斗町にぴったりの“お座敷小唄”。今やこのDuoのテーマソングになっている(笑)。その昔、ハモリを入れようかなんて話があったが・・・・やってみないかな?



この日はサプライズゲストがあった。関西ではほぼ月一でしかお目にかかれないトランペットの寺内茂さん。メジャーなとこではオルケスタ=デ=ラ=ルスのメンバーだったが、現在は真紀ちゃんと一緒にワニクマ=デロレン&マキで活躍中。最初、丸腰でステージに上がったが、ちゃんとトランペットを持ってこられDuoはTrioに変身した。



やっぱりラッパ?が入ると迫力増すなぁ(笑)。高校時代、親友のトランペットを2週間借りてやってみたが全く歯が立たなかったのを思い出す・・・何やってもあかんかったワシ。楽しい時間はすぐ過ぎる。終わってからの記念撮影・・・皆さん何かをやり終えたといういい笑顔されてるなぁ。

 
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