自分と異なった感想を読むと、こんな取り方もあるんだなと感心することも多いのだが、中には『ケッ』とか『馬鹿か!』と思うこともある。その手をかまわず垂れ流すのがネットの功罪か?。もっとも、偉そうに書いているが、自分もそう思われているかもしれない。気心の知れた友人達との馬鹿話を不特定多数の読むネットにUPするのは野暮と分かってはいるんだけどなぁ。ついねぇ。
所詮、面白い、面白くないというのは個人の主観によるものだが、ちゃんと説明されていれば、自分が反対する意見であっても納得は出来る。残念なのはちゃんと説明しないで文句だけを書く人が多いのだ。試しにYahooの映画評を端から読んでもらえれば判る。読めば読むほど、それがどんな映画なのかが判らなくなるから(笑)
何度も言うようだが、ぼーずの生涯もっとも下らんと感じた映画はドン=コスカレリの『ファンタズム』だ。余り断定的に書くのはと控えめに言ったが、映画が終わった途端『なんだよ、これ』『えー?!』『終わりなの?』とこんな調子で観客がざわついた映画を生まれて初めて見た(とゆーより、たぶん最初で最後だろう)。所がこれを絶賛した女流作家もいるから面白い。人の受け取り方はいろいろといういい手本だ。お陰で彼女の作品は全部パス出来た。これだけ感じ方が違うのが判ると、買う気にならないのだ。いい節約になった。
怪しげな評論は素人だけではない。プロの映画評を読んで驚いたことがある。ベオウルフの映画評だったが『長い尾の動きで増幅されるアンジェリーナ・ジョリーの妖艶さ』とあった。賭けてもいい。尾に見えないこともないが、あれは結った髪だ。こいつ映画をちゃんと見て評論を書いているのか?
たかが映画の一シーン。なぜそう自信満々に話すか。そう、ボトムフェチのぼーずはアンジェリーナ=ジョリーのお尻を穴の開くほど見つめていたからだ(笑)。そこにはしっぽなんて邪魔なもんは無かった・・・わはは。
4月にベオウルフのDVDが出るそうなので、これを証明するために買おうかな??しかし、それほどにしてまで証明するほどの問題じゃないし・・もっと言うなら、DVDを買うほどの映画でもなかったような気がするのだ。
お願いがある。もしこれを買おうと考えている方は、ここをじっくりとご覧あれ。動いていたのは尻尾か、はたまたおさげなのか。尻尾だったらこっそり教えて欲しい(笑)。賭けの賞品は貴方に送る。
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