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海外TVドラマにはまる

ここんとこずっと、海外ドラマのDVDを借りていた。ぼーずはケチなので新作の札が外れ、安くなってからしか借りないのでオンタイムでは無いが、観たかったものをほとんど観終わったと言っていい。残っているのはサラコナーズクロニクル位か。

もっとも、前評判の高かったヒーローズはシーズン1を観ただけだ。ちょっと自分の好みとは違うと感じた。ロストは面白かったが肝心な部分で誤魔化されちょっとランクを落とした。オカルトと科学を一緒にするならもう少しやり方を考えて欲しい。Xファイルの方がその点は上手だと思う。

これだけ観まくると、ドラマの登場人物が重なるのは日本だけではない事が判った。俳優の出演がだぶり、ヒーローズで超能力者を殺していく殺人鬼サイラーが24ではテロ対策組織の優秀なエージェント、アダムであったり、ロストでは韓国の漁村出身のジンが24ではFBIの職員だったりする。

そのほかにもあれ?と思う俳優が出てくるのだが、最初に見た作品のイメージが強いキャラは、観ていてあれっと思うことがある。感心するのはアメリカじゃTVドラマに金をかけることか。車のぶつけ合いなど映画並みだし、ヘリもバンバン飛ばす。

24は1日24時間を再現(過去のしがらみを見せることもあるが)するという面白い構成だが、裏目に出ると詰め込み過ぎの印象を受けやすい。毎週TVで見れば違うのかも知れないがDVDの一気観だとそう感じることがある。まぁ、毎週23回、危ない所で終わらなくてはならないので致し方ないところか。

一つ気になる所がある。24はテロとの戦いを描いたドラマなのだが、当然テロリストとのやり取りがり、犯罪者の家族を痛め付け情報を得ようとするシーンが何箇所か出てくる。制作者も配慮を見せ、犯人の子供を射殺するシーンはやらせであったが、自分の心の中に『やれ!あいつらは罪もない人間を大量に殺そうとしているんだから』という強い感情が湧くのを感じた。

自分の中で、卑劣な行為には同じやり方で対応してしまえという気持ちが抑えられなくなる。こいつがちょっと嫌なんだなぁ。24のシーズン2ではテロに関連したと思われる国への攻撃を、主人公ジャックの活躍と大統領の英断により紙一重の差で回避する。虚構の世界にいる大統領の方が現実より賢いのだ。

言いがかりをつけイラクを攻撃したことがやはりアメリカ人の心に影を落としていると言うのは言い過ぎだろうか。ちなみにドラマでは初の黒人大統領が出てくる。作られた年代からすると現実を先取りしているのだ。戦争回避も先に放映して欲しかった。ひょっとしたら現実が後追いしていたかもしれないから。
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