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怪我の功名

関西に帰ってから余りDVDを借りなくなってしまった。近くにレンタルショップが無いというのが言い訳だが、埼玉在住の頃は県境を越え都内まで借りに行っていたのでまっとうな理由とは言い難い。恐らく、外をうろつく時間が増えた上、動画配信サービスに加入したからだろう。

埼玉在住時にも加入はしていたが、視聴可能な作品が少ない上に通信速度が遅く、DVDの代用には物足りなかった。ところが今は光ファイバーなので、PC画面程度であれば全く問題なく、Huluという固定会費で見放題というサービスに加入した。当然視聴数は大幅に増えた。

このHulu、最初は問題もなく利用してきたが先月にリニューアルをした所、悲惨な結果となった。突然画像が粗くなり自動調整を繰り返す・切れるというトラブルが多発。お詫びのメールは来たが一向に解決されない上、『見られない』『電話しても客相につながらない』という苦情が多発していた。

頭にきて5月末に契約解除し、Netflixという別のサービスに変更した。画像は安定しており、視聴可能な作品も多くもっと早く替えるべきだったと後悔する。唯一の文句は10秒戻りボタンが無くなったことくらいか。確認には非常に便利な機構だったが、まぁ手動で戻しても出来ない訳じゃないので許容範囲内だな。

このNetflixはオリジナル作品と銘打ち、一般のTVでは放送されていない作品も放映している。これは放送に値せんなと途中退場の作品が多い中、イギリスのあるTVドラマにはまってしまった。Doc Martin(邦題は“ドクター・マーティン”)という作品で、ロンドンで大病院の外科医をやっていたマーティン=エリンガムがコーンウォール地方の田舎町に請われ、町医者としてやって来た時から物語は始まる。

この先生、物事をはっきり言過ぎる性格で愛想は悪く、必要以外の事は口にしない上、町の人間も常軌を逸した変わりもん揃いなので、あちこちで問題が発生する。ドック役のマーティン=クルーンズ(有名な役者らしいが僕は初めて見た)には悪いが大柄でいかつい顔で可愛くないことを言いまくるのがおかしかった。

医者としての見立ては鋭く、救急時の治療も見事なドックだが、ロンドンで血液恐怖症(ヘモフォビアと言うらしい)を発症し、執刀外科医の地位を捨て、町にやってきた・・・医者としてどーよと言う設定だった。物語は普通の田舎町で有りそう(でもここまで奇妙な村人はいないかもwww)なことばかり。また田園の美しい風景とのアンマッチもおかしかった。

派手なアクションやDr.Houseのような奇病が出てくるわけでもない。ありそうな話の連続なのに、つい観てしまう不思議なドラマだ。イギリスでは長寿番組で現在シーズン8が放映中だとか。これを見られただけでも替えた意味があるな。Huluのふざけたリニューアルに感謝しよう。
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